その名を呼べ

その名を呼べ 詩人　坂村真民 　 その名を呼べ 　 その名を呼べ その名を呼べ あさ目の覚めたとき よる寝床に入るとき こころをこめて その名を呼べ その名を呼べ その名を呼べ 夕ぐれの道で 朝日の道で ひとみをあげて その名を呼べ その名を呼べ その名を呼べ 山のいただきで 海のうえで こえをかぎりに その名を呼べ その名を呼べ その名を呼べ 胸の火の燃えゆくとき 胸の火の消えゆくとき おもいをこめて その名を呼べ その名を呼べ その名を呼べ 月がのぼるとき 日がしずむとき ひかりに身を染めて その名を呼べ その名を呼べ その名を呼べ こおろぎとともに なくせみとともに こえをあわせて その名を呼べ その名を呼べ その名を呼べ 堪えがたい日のベットで ありがたい日の食卓で 両手を合わせて その名を呼べ 呼びあい助けあう 世界の実現が 私の願い 《好幹の感想》 朝夕　何をする前でも後でも　その名を呼べ　二度とない人生だから！ 今日もお越しいただきありがとうございました。素敵な人生でありますように！