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カテゴリ:俳句
うれしさ 仏教詩人 坂村真民
このごろのうれしいひとつに 重信川の彼岸の祈りから 帰る時 橋の柱に鳩の家族たちが並んで 送ってくれるうれしさ ありがとう ありがとうと 挨拶しながら 時には行基菩薩の歌を うたって聞かせたりして帰る ああ だんだんと鳥族の一員となってゆく うれしさ 【好幹の感想】 ほろほろと鳴けば父母かや杜鵑 好幹 「山鳥のほろほろと鳴く声聞けば父かとぞ思ふ母かとぞ思ふ(『玉葉和歌集』巻19-2627 )これは、奈良県にある薬師寺の僧侶だった行基の作品です。真民さんは毎朝夜明け前に重信川へ祈りに出られました すごいことです 少しでもまねようと思ってもなかなかできません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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