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重信川 仏教詩人 坂村真民
男は何に命を懸けるか 足立重信は 荒れたる伊予川を見て この川の改修を発願し 農民たちに米一粒でも多く 食べさせようと 男の命を懸けて改修にかかった その苦労のために 歯はボロボロになり 固いものは食えなくなるほど だったという 農民たちはその恩に感謝し 重信川というようになった 日本にこんな川があろうか 私はこの話に感動し 終いの住み処を この河畔に決め わたしも男の命を傾けて 詩一筋に生きてきた そして近くの重信橋を渡り 彼岸の川原で 仰天祈願をはじめ 30有余年になる 枇杷よ響け 重信公を祀る松山城の 天守閣まで届け ああ河鹿鳴く重信川の川上に われの詩魂は永遠に留まる 【好幹の感想】 公の願重信川に河鹿鳴く 好幹 いろいろな人が いろいろな願を立てて いろいろな大事業を 成し遂げているむ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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