|
カテゴリ:チェロ
ピラストロの松脂(マツヤニ)
シュバルツを 使い始めて二十数年になります シュバルツは黒という意味ですよね シュバルツバルトに行った時 黒い森という意味だよと教えてもらったので すごくその松脂が気に入ってまして 少しつけるだけで 抜群の引っかかりなんですよ 他のものは使えないほどに 発表会などでは 二胡にも使用します 弾きやすくなるんですよ しかしながら すこーしずつすり減りまして とうとう下まで減ってしまいました 只今チェロ用とチェンジしております 思い切って 筒に貼り付けてあるので 底を破って押し上げてみましたら あと5ミリほど出てきました お、あと5年はいけるわ(*^ω^*) (自分でもケチで貧乏性だと思うケド) 松脂は結構大事でして チャチなものだとすぐすり減ってしまうものも いくらこすりつけても ツルツルすべっちゃうものもありますし 生徒さんたちには 松脂をきちんとつけることが 大切だと説いております いつもいつも しつこい程に。。 なぜかといいますと わたしは学生の時に部活で みんなのバイオリンやヴィオラやチェロの 弦を交換していたのですが (コントラバスは大きすぎたので ごめん、まだ弦が傷んでないよってごまかした(^_^;)) その時に その人の弓を使って音合わせをしてましたら 音がちゃんと鳴らない弓が多くてですね なんだろうと思いましたら 松脂がムラになっていて 先の方が音がならないとか 半分はなるけど反対向きだとすべるとか かなりの楽器の松脂が ちゃんと塗られてなかったことに すごくショックを受けたことがありまして ちゃんと後輩に教えたはずなのになあ だけど人それぞれ塗り癖というものがあって なかなか先は塗るのが難しいですし それはわかるんですけども そんなことで 音が鳴らないなんて もったいなくないですか、というわけで しつこいくらい今でも言い続けております コツは基本になりますが 小刻みに上下しながら塗ります これがムラにならないコツです 先の方は強めに塗るくらいで きちんとつきます 松脂の同じところで塗ると溝ができて 割れやすくなるので なるべく均等に減るように使う事です 溝を作らないことです というわけで わたしは丸い筒タイプが好きです グルグル回して使います 上手に使うと20年以上は使えるという訳です 松脂の質にもよりますけども 二胡のだとすぐ減るのもあるし わたしは何でも大切に使うので 基本物持ちが良いです ゆっくりした性格というのは ただ単に丁寧にやるというだけの事です ベートーヴェンの曲を弾いた時に 100箇所はあるんじゃないかという スフォルツァンドを全部覚えておりましたら (速いから覚えないと弾けないので) それに時間が掛かりすぎてしまって 他の楽章を弾き込む時間が 足りなくなってしまったけれど 丁寧にやるのがモットーなので あれはむすめが不登校になるのが 想定外だったから 時間配分に狂いが生じたのですが (間に合う予定でやってたので) わたしの隣に上手な方がこられまして 「よく弾いておられますねえ」 と言われるので ? と思ってましたら 次の練習の時に 一週間くらいだったかで その方も全部スフォルツァンドを 覚えて来られましたので うわー、上手だと一週間で覚えられるんだあ わたし半年かかったのにな。。すご とか思いましたので もっと練習しようと思ったのでした がんばってますよ 地道にですけどネ 最近はチェロにもハマってるので こっちの方がまだスイスイ進むので 苦しみがない(;^_^A チェロは弾き方を知っているようでして ん? 前世で弾いてたんだな バイオリンの時にはなかった 思い出しながら弾くと弾けるという ピアノとか二胡と同じで不思議な感覚があります よく高齢で覚えが悪くてすみませんとか 生徒さんがおっしゃる時があるんですが いやあ、生まれ変わったら 思い出して弾けるから ちょっとでも覚えといた方が いいと思うって言いそうになる(;^_^Aけれども あれー?これって弾いたことあるわ って感覚は なんか不思議だし 特に習わなくても 思い出すと弾けるという 意味不明な特技? 無意識で弾いてると 指がちゃんとしたところに行くから あわてて忘れないうちに 楽譜に弾き方を書き足したりするという (普通まず習うよね) フンフンフーン♪って弾いてて ハッΣ(゚д゚;)みたいな状態。。 お金とモノは生まれ変わる時には 持っていけないけど 技術とか賢さは持っていけるらしいです なので高齢だからと言わずに 一生勉強したらいいではないですか〜? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.11 21:10:23
コメント(0) | コメントを書く
[チェロ] カテゴリの最新記事
|