2008/08/24(日)22:21
ふたたびの虹
『ふたたびの虹』
柴田よしき著
内容(「BOOK」データベースより)
東京・丸の内の片隅にある小料理屋「ばんざい屋」。女将の作るちょっぴり懐かしい味に誘われて、客たちが夜な夜な集まってくる。クリスマスの嫌いなOLの悩み、殺された常連客が心ひそかに抱いていた夢、古い指輪に隠された謎と殺意…。数々の人間模様をからめながら、自らも他人にいえない過去を持つ女将が鮮やかに解決する恋愛&ヒューマン・ミステリーの傑作。
大人の恋愛ミステリーです。
都会の喧騒の中で「ばんざい屋」の中は静かでゆっくりとした時間が流れている。
そこで出される料理がいかにも美味しそう。心のこもった手料理を食べ、女将に話を聞いてもらうだけで疲れた心や傷付いた心が癒されていく。
女将自身が深く傷付いた過去を持つ。だから人に優しくなれるのか。
超お薦めの1冊です。
ふたたびの虹