よもやまシネマ

2010/07/23(金)00:08

ザ・ウォーカー

【映画】 お気に入り度☆(67)

2010年  アメリカ 監督   アルバート・ヒューズ / アレン・ヒューズ キャスト デンゼル・ワシントン      ゲイリー・オールドマン 世界で一冊だけ残る本を運び、30年間旅をしている男イーライ(デンゼル・ワシントン)。本に触れる者をためらわずに誰でも殺すイーライだが、彼は旅の目的地を知らず、「西へ向かう」という手掛かりだけを頼りに歩き続けている。そんな中、彼の前に、本を探し続ける独裁者カーネギー(ゲイリー・オールドマン)が現れ……。 先日観た「ザ・ロード」とメチャクチャ被ります。 どちらも世界が荒廃しモラルが失われた世界で大切なものを運ぶためひたすら歩く。 ネタバレ気味の感想になりますのでご注意くださいね 本が聖書だろうと推測できたところで興味半減。 ハリウッド映画のほとんどがキリスト教の信仰に基いてるけど、でもって、キリスト教ってのは他の宗教は認めない、異教で邪教で取るに足りないものぐらいの扱いで。 信仰心の失われた荒廃した世界で信仰さえ戻れば世界は救われる的なキリスト教万歳みたいな展開に正直うんざり。 いろいろあって一度は失われた信仰が戻ってきそう、それがこの映画の救いなんだろうけど これじゃ救われない人種もいるし。 聖書が復活したって仏教徒もユダヤ教徒もイスラム教徒も救われないし。 あ、そうか、信仰心まっさらな宗教的に初心な人間を全てキリスト教にしてやろうという神の陰謀なんだね(笑)

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