健康が一番 身体が資本

2012/01/24(火)00:04

患者さんとどう向き合う?

臨床Q2療法(31)

人の意識というのは、自分では気が付かいないうちに自分を否定していることのほうが多いように思います。 意識といっても顕在意識のほうかと思いますが、、、。 体が勝手に自身を否定することはしないはずです。 人間の体は、基本的には動物と同じで、本能で自身の命の延命であるとか種の保存を願いますね。 例えば、食欲とか性欲とかを体のほうから考えた時、これらは命の延命であり種の保存の裏返しとも言えます。 宗教において、これらの食欲とか性欲を否定するような修行を積むところが多いように思います。 実際の意図は否定ではなくて、主管する、コントロールすることに主眼を置いていると思うのですが、持ち主の意図が否定となっていることが多いように見うけられます。 凡人の私がこのような事を言うのは、整体は理解すること、全て肯定することであると学び、なぜ肯定するのか?と考えてみたところ、上記の内容に至ったのです。 いろいろなことに悩み苦しみ、辛いと言っては、自身を否定する。 そんなに否定しなくても良いと思うようなことも、平気で否定する。 自分でも気づかないうちに、否定してしまっている。 このことは自分が一番わかっています。 自身で気づかないうちに体を否定し、治しに行って更に否定を受けたら、身体はどうして良いのかわからなくなってしまうことでしょう。 否定され続けた身体を理解し、全て肯定する。 理解し全て肯定することが、この療法の根幹であり愛であり、この心情を絶対に据えてこそ成り立つ療法だとやっと最近分かりました。 ナルサワ自然療法院

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