2014/10/30(木)00:34
移転とアトピー性皮膚炎の患者さん
移転の準備を進めていまして、何かと物入りです。
移転先はバス停前ということもあって分かりやすいです。
駅から歩いて12分との不動産の情報ですが、実際はもう少し掛かるかも知れないです。(苦笑)
今日の患者さんはアトピー性皮膚炎でお悩み。
来院が三回目になります。
初回、二回めの施術では、思うような改善の兆しを感じるところは少なかったようです。
それで、初回の夜から遠隔施術を加味するようにしました。
痒みが酷いと眠れなくて、寝不足となり、身体に疲労が溜まる一方なので、その流れを断ち切ることを念頭にして遠隔施術を始めました。
一般的に自律神経は、眠っている時は副交感神経が優位になり、起きている時は交感神経が優位状態です。
痒みが酷くて掻いてしまい眠れないと、交感神経が一日中優位な状態になるでしょうから、疲労が蓄積し続け活性酸素がたまる一方で自然治癒力が働く暇がありません。
なので、自然治癒力を活性する為には、まず夜眠れる状態になることだと考えたのです。
この狙いは功を奏して症状はもちろんですが、患者さん自身が自らの自己治癒力に少しづつですが、自信を持ち始めているのです。
この自信は大切でして、長年、辛い症状に苦しまれて来た方というのは、自分の自然治癒力は最低だと思っている方がほとんどです。
その思いに身体は敏感に反応し、ますます悪循環を招くという悲しい状況だと思います。
今日、三回目の直接施術では、痒みの症状の改善を実感できたようでした。
夜、しっかりと眠れるようになるならば、患者さんがアトピー性皮膚炎を克服できる日はそれほど遠くないだろうと思います。
ナルサワ自然療法院