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よしTea

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2010年11月08日
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カテゴリ:本や映画や音楽



今日は悲しいブログです (;_;)

去る11月7日、宇宙戦艦ヤマトのプロデューサである西崎義展さんが亡くなりました。

ニュースによれば、

『小笠原諸島の父島の二見港で、停泊中の汽船「YAMATO」から海中に転落、死亡した。』

ということだそうです。詳細は調査中のようですが、亡くなられたことは間違いありません。

西崎氏はヤマトで大成功をした一方、麻薬取締法違反、銃刀法違反の罪で服役していた経験を持ちます。

また、数年前にはヤマトの著作権について松本零士氏と争いました。(裁判は事実上西崎氏の勝利)

世間では西崎氏のことを悪く言う人も少なくないと思います。

しかし、僕は西崎さんのことを心から尊敬しています。

宇宙戦艦ヤマトは僕に夢やロマン、そして愛を与えてくれました。

そう、当時はおそらくアニメーションドラマの黎明期であって、単純ヒーロー物などではなく、善と悪との戦いの中に、愛や葛藤を大きなテーマとして掲げた宇宙戦艦ヤマトは画期的なアニメでした。

死んだ人が生き返ったり、物語中に散見される矛盾などはご愛嬌で、壮大なストーリーはそれらを凌駕する感動を与えてくれました。

また、故宮川泰氏、故羽田健太郎氏の創作した音楽は、いまでも脳裏に流れ続けています。

西崎さんは、そんな宇宙戦艦ヤマトの全シリーズにプロデューサとして、また、原案や総指揮として深く携わってこられました。

ヤマトを見て胸を熱くした少年時代から既に30年近く経っています。

しかし、ヤマトの製作に情熱を注いできた西崎さんは、今でも僕にとってとてつもなく偉大な方なのです。

もしも宇宙戦艦ヤマトを観たことないのなら、最初のテレビシリーズ、そして映画「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」は是非ご覧になって頂きたいです。



人はいつか必ず死にます。

西崎さんの場合は些か不条理な感じがするお別れでした。しかしながら僕たちに残してくれたものは物凄く大きいと思います。

西崎さんは亡くなっても、ヤマトは残され、ヤマトのメッセージを僕たちは受け継いでいくことができると思います。


心よりご冥福をお祈り申し上げます。

夢を与えてくださって有難うございました。




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最終更新日  2010年11月09日 10時21分21秒
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