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俺は、人を危めるのが、大嫌えなんだ。
だから刀には封印をして抜けねえようにしていた。 刺客に襲われた時も、抜かなかった。 胆力と柔術で、切り抜けたのだ。 勝海舟の愛刀 水心子正秀 複製 『武士道』ってえのは、死に狂いの道じゃねえんだよ。 負けるが勝ち、血を見ない勝利こそ最善の勝利なんだぜ。 武士道の究極の理想は平和だよ。 この辺のところを読み間違うから、取り返しのつかねえ大失敗をするんだ。 血の気が多いのは、結構なこったが、匹夫の勇は、本当の侍じゃねえんだ。 江戸城無血開城のときなんぞも、城では、フランスの支援を受けて、 官軍と一戦交えようという奴らが 主流だったのだが、そんなことをしていたら、 江戸の庶民は、巻き添えで何万人も死んでいただろう。 その中には、いたいけな子供も、老婆もいただろうよ。 そればかりか、どさくさ紛れに、 日本は、フランスの植民地にされていたかも知れねえんだ。 だから俺は武士の風上にも置けねえ卑怯者と言われ様となんだろうと、 なんとしても戦を回避したかったのだ。 日本人同士で戦うなんぞ愚の骨頂だからな。 でもな俺は、西郷が、意地でも戦をしかけると言ったならば、 徹底抗戦するつもりだったんだ。 俺はナポレオンのモスコーでの大敗戦を参考にして、 西郷との会談の前に、新門の辰五郎などの、江戸の博徒に頼んでいたんだ。 江戸の庶民を安全に避難させたあと、 官軍を市中深くにおびき寄せて、周りから火を放って全滅させるつもりだったんだぜ。 西郷は、大きな男だから、俺の提案を受け入れて そういうことにならなかったってえわけだ。 俺は、日清戦争にも大反対だったよ。 兄弟喧嘩なんか犬も喰いはしないさ。東洋は団結して西洋に当たるべきだよ。 わが国の大勝利に終わったものの 後々の世まで、支那人の恨みを買うことになるだろうよ。 支那の民衆は、日本にとって最大の顧客なのに、もったいねえことだよ。 勝海舟の言葉です。 ーーーーーーー ☆ 華々しい言動は、そのときの大衆を興奮させ、 国民を誤った方向に導くことも歴史が証明しています。 ヒトラーの第三帝国や、大本営発表などが、その顕著な例です。 現代人も、政治家や、マスコミなどの論調に惑わされることなく冷静に第三者の目で 時勢を読むことを忘れてはならないと思います。 海軍生みの親である、勝海舟の理念は、 現代の自衛隊の理念と全く同じです。 他国を攻撃するための軍隊ではなく、 平和を守るための「専守防衛」だったのです。 当時の世界は、覇権主義、弱肉強食の植民地獲得競争時代。 非武装中立など机上の空論ということを勝は、よく知っていたのです。 21世紀の今日、勝の理論がまだ、使えるというのは、情けないことです。 世界は、平和な地球を創造していかなければならないと思うのです。 ーーーーーーーー ☆ 人生というものは、ここ一番で見せる、正義の胆力!!(普段は、決して抜かない心の刀)。 これが勝負を決めるのです。
私は二年間無給で社員の倍働いて、会社を軌道に乗せたのです。 ☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか?
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Apr 19, 2018 05:41:12 AM
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