色のはなし
仕事の関係上、以前に色の勉強をしました。看板やPOPをつくる上で常識というか絶対に必要なのが 色の組み合わせであります。補色というのは読んで字の如くお互いを引き立たせる、つまり反対色とも言えます。赤には水色、黄緑には紫、黄色には青 といった具合です。色相環というのがありまして、180度対面がすべて反対色になっています。↓以前に気付くことがありました。これって黒と白が含まれていないですよね。当たり前の反対色なので載っていないのだと思いました。紙にえんぴつ、モノクロコピー、教科書世の中何でもかんでも白に黒。ところが白と黒は不思議なもので看板文字で使用すると恐ろしくアイキャッチしないのです。(自分の場合、学生時代の嫌いな勉強を思い出すからかもですがw)実は補色と反対色とは、厳密には異なる概念で、バックを反対色にしたからって目立つ文字になるとは限らないのです。(字体や陰影の効果で補う場合もあります)白バックに黒が駄目なら何色でしょう?じつは彩度や明度が低い色ならOKです。紺や深緑、濃いエンジといった具合。(自動車のナンバープレートのそれとか。)白は彩度を持たないという特徴があるので黒に色彩を足すわけです。その逆で黒バックなら白に彩度を足す(うす水色とか)これらの色彩テクニック(?)はウェブデザインでも多用されるので以上必要な方への参考までに・・