「教師が生徒に与える影響とは?」と言う課題について、私は教師になった時から色々と考えていた。良い意味でも悪い意味でも少なからず教師は生徒に影響を与える。英語教育で言えば、教師の影響力によって(指導力を含む)生徒は英語が好きになったり、嫌いになったりするのである。これは、中学生(特には中学一年生)の英語教育の担当になった場合には特に注意しなければならない。また、当初の私の目標の中には「生徒に英語の楽しさを知ってもらいたい」と言うのがあった。中学生の英語指導において前期第一回目に比べ、第二回目の定期試験においては、点数の開きが大きすぎたことが気にかかっていた。生徒にアンケートを取ったところ「英語が好き、面白い」が大半を占めていたことがまだ救いだったが、一人だけ「難しくてつまらない」というコメントをしていた。これは私の実力不足とも言えない訳で、「生徒のモチベーションを向上させる為にはどうしたら良いか」について真剣に考えている。そして、これから英語構文の構造は更に難しくなり、既習範囲を呑み込めていない場合には、理解しようにもしがたくなる。「分からない」と言うことはつまり「面白くない」「つまらない」と言う結論に至ることは紛れもない事実であるから、そうなる前に底上げに全力を尽くさなくては、と思う。
一方で、他のクラスではとても嬉しいアンケート結果があった。私が雑談の中で「イギリス留学体験談」について話をしたことがあり、それについて以下のようにコメントしてくれていた。
(以下、生徒のコメントを抜粋)
実は、今年の夏にイギリスのロンドンに語学研修に行く予定だったんです。でもテロで中心になってしまいました。最初は不安で色々悩んでいましたが、先生の話を聞いてロンドン行きを決意した矢先の出来事でした。またイギリスに行けることになったらアドバイスして下さい。
※とても残念だったけど、生徒が私の雑談から行動を起こそうとしてくれたことが嬉しかった。
最近は「保護者懇親会」がありました。少しの時間でしたが、生徒のお母様方と懇親を深めて参りました。このような機会を与えていた頂けた事に感謝しています。
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