読売新聞(2005年8月6日)に
「中教審改革案が教員免許を更新制に…適格性、判定も」という記事があった。実際に教壇に立てるかどうか、は別問題としても教員免許は「教職課程」を修了すれば取得出来、これはある期間で失効することもなければ、更新手続きが必要となることはなかった。つまり一度「教職課程」を修了すれば「教員免許」は所持し続けることが出来た。今回、更新制と見直されるのは、最近ますます増える学校教育問題を目の当りにし、抱える課題が大量・複雑・多様化している結果、教員としての役割においてもまた、見直しを必要としている為であろう。
教員とは「人間の心身の発達にかかわり、またその人格形成に大きな影響を与える」のだから「直面する課題にしっかり向き合える責任感・使命感のある優れた資質能力を有する教員」が理想とされることは言うまでもない。教員養成・免許制度の見直しに伴い、全体的な教師の質が向上し、保護者や国民に信頼され、安心して子どもを任せられる、そんな学校づくりが推進されると良いと思う。
私自身は日々経験を積みながら「幅広い知識」を身に付け「指導力」を養う一方で「使命感」や「責任感」を忘れず、生徒をより良く理解し「愛情」と「思いやり」を持って接していきたい。なによりも生徒には心豊かでたくましい国際社会に通用する日本人として育って欲しい!
今日は、ベテランの現役高校教員であり、また管理職も務める方とお話させて頂く機会があった。それはそれは本当に感謝すべき一時であった。新米の私にとっては学ぶことも多く「教師は経験によって磨かれる」と思った。「失敗は成功のもと」どんなことも「経験」が大事、そして生徒指導や教科指導においては全て日々磨かれていくんだなぁ、と。見習いたいと思える先輩、尊敬できる教師と出会えたことの有り難みを十分に理解した上で、今後も私の中でのコミュニケーションネットワークを次第に拡大し「自分の立場」をも確立していきたい、と思う。
本日はお忙しい中、貴重なお時間とお話をありがとうございました。