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姫は年中さんの1月から
ピアノ教室に通っている 「行きたい」と言いだしたのはもちろんご本人 でも いろいろ探しているうちに 気が変わってしまうのは5歳児の性であります 「ご希望の時間が空きました」と おばあちゃん先生から電話が着たころには 「ピアノ行かない・・・・」に変わっていました それでも まあとりあえず行ってみなさい ってことで 通い始めました ここでひとつ 母はフルートを吹きますが、ピアノは弾けません 実は このおばあちゃん先生 お月謝はかなりお安いのですが すぐ怒る かなり怒る ヒステリックに怒る 慣れてしまえば そういう人なんだな~って思えるし 悪い人ではないので まあまあってことで済ませられるのだが・・・・・ もともと練習嫌いの姫様 お稽古の日に慌てて練習をするということが続いていた もっとも 「早く練習すると忘れちゃうからその日にする」という理屈があったらしい 当日に騒ぐものだから 母は激しく怒りながら教えた だから 先生に怒られたって ちっとも怖くなかった 「ママのほうが怖いもん」 先生もそんな姫には なるべく怒らずに教えてくださっていたらしい 先生がおっしゃるには 姫はなかなか筋が良いらしい 同じ年の同じレベルのお子さんよりもかなり上手だとも言ってくださっていた 練習しなくても 何とかこなせてしまっていたらしい でもね だんだん難しくなるからそれではいけなくなるんだよってことも さんざん言ってくれていたらしい で 去年のクリスマスの発表会の少し前から 姫のやる気が音を立てて萎んでいった 「ピアノ行きたくない」 「お腹痛い」 「気持ち悪い」 なんとかずる休みをしようと考えていたらしい そうこうしているうちに 「先生怒るから嫌だ。ママ言って」などと言うようになり あんまり言うから思い切って先生に話をしてみた ピアノは嫌いじゃないけど怒られるのが嫌でやる気がなえてしまうようなので、あまり怒らないでください 的なニュアンスのことを・・・・ そしたら 「姫は今まで教えた中でもかなり良くできる子。よくできる子は普通は楽しくひいている。でも姫は上っ面で嫌々弾いてる。私はそれが許せない。今までも怒らないようにしてきたけど何度言っても直らない。こんな子始めて。ピアノを続けたいならほかの先生に教えてもらうことも選択肢の一つだと思う」 あ~ぁ・・・・・・ 言っちゃった アタシが言ったんじゃないよ 先生が自分で言ったんだからね・・・・・ 翌週 「長いことお世話になりました。今日で辞めさせていただきます」 3年半近くお世話になったおばあちゃん先生にサヨナラしました そうしたら さっぱりしたみたいで 「次どこに行こうかな~。お友達が行ってる所にしようかな~」 前向きな人でした そんなわけで 学校のお友達が何人か通っている 母の足で我が家から徒歩3分の先生を紹介してもらい 電話をしてみた 2回かけても留守電で通じず 3回目をかけようと思っていたら 保育所のお友だちのママに会い そんな話をしたら 「うちの子の先生やさしいよ~。絶対怒こらないから」 姫はその言葉を聞いて 気持ちがシフトしました ってことで 保育所ママの同級生でもある「ノゾム先生」を紹介していただき 弟子入りさせていただきました それが6月初めの話 ノゾム先生は 地元では知る人ぞ知る有名人 コンクールでの受賞経験やドイツ留学歴などもお持ちで もちろんご自身でも演奏活動を頑張っていらっしゃる方 おばあちゃん先生を紹介してくれた隣の車屋さんの若奥様にお話ししたら 「え~ノゾムせんせ~」とプルプルしていた そんなわけで とても穏やかでお優しいノゾム先生に通うことひと月 人が変わったようにピアノに向かってます 明後日は 試演会 発表会ではないそうですが 自分の成果をお披露目する会だそうです 弟子入りして一カ月の姫も 出してくださるそうです 立派なホールで初めてピアノを弾くことになります どうなることやら ノゾム先生も 「姫ちゃん上手ですから大丈夫です」とおっしゃってくれていますが・・・ 母は楽しくピアノが弾ければ良いと思っています 決して ピアノで飯を食ってくれなんて思っていませんから・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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