布おむつとアレルギーッ子の育児

2008/01/13(日)02:06

☆環境整備が必要な理由☆

日々のアレルギー対策(71)

※これは、私自身のアレルギーッ子の育児経験に基づく意見です。  現代医学の専門家が書いている訳ではありませんので、説明に不備がありましても御了承願います。 喘息っ子にとっても、アレルギーッ子全般にとっても、 『生活環境整備』は非常に重要です!! と良く言われますが、なぜでしょうか? もちろん、アレルゲンが肌についてしまうなどのリスクを減らす必要があるのは当然です。 環境整備が不十分なまま、アレルギー治療を行ったとしたら・・・ 例えば、お薬を取ったとすれば、『本当は環境が原因』の症状を抑える為に、本来は取る必要のない薬まで使うことになります。 例えば、食事を制限して行ったとすれば、『本当は環境が原因』の症状なのに、本来は制限する必要のない食べ物を、必要以上に制限して、結局食べる物が無いなんて状況になる場合もあります。 『お薬』を頂く前に、『食べ物』を除去や制限をする前に、先ずは、『生活環境の整備』を必ずしたいものです。 特に、アトピー性皮膚炎と呼ばれる症状について。 息子もアトピーでした。 しかし、症状の現れる場所(全身、部分等)、症状の変化するきっかけ(衣類を着る、入浴する、特定のものを身に付ける)を探して行った結果、息子の殆どのアトピー症状の原因は、 『水道のカルキ』、『洗剤の牛脂』、『石けんカス』、『タバコのヤニ』、『ハウスダスト』等 の『接触性皮膚炎』だったのです。 『原因が分からない皮膚炎』=『アトピー性皮膚炎』 なので、恐れずに先ずは環境から原因を探していきましょう。 でも、関節に現れるブツブツやカサカサは、体の中から出てくる何かが原因の場合が多いので、先ずは、中か外かの判断を正しく行うことが、『アトピー治療』には必要です。 次に、アトピー、食物アレルギがある子は、鼻や目もアレルギーを起こしやすく、鼻炎、結膜炎になりがちです。 この、『鼻炎』が、最終的に『喘息』へと症状が移る可能性が高いのです。 これは、少量の鼻水が出る程度の場合なら、『痰を切る』とか、『喉の炎症を抑える』と言う小児科の治療が、大量の鼻水が出て痰が絡んで出せなくなってきたら、 『気管支拡張剤』 を与えてしまうことにも問題はあると思います。 『鼻(鼻水)』→『喉(たん)』 で出るべき汚れた鼻水が、 『喉(たん)』→『気管支』→『肺』 へ流れてしまうことで、『肺』や『気管支』そのものを汚してしまうから、重症化し易いのです。 それだけではなく、 『鼻炎』→『鼻づまり』→『口呼吸』 をすることで、鼻というフィルターを通らない、鼻炎になる位の汚れた空気が、 『喉』→『気管支』→『肺』 をストレートに汚します。 アレルギーじゃなくても良くないですよね(^-^;) こんな治療をする位なら、耳鼻科で『鼻炎』を先ずは治して、『鼻水が出ない』ように、『口呼吸にならない』ようにするべきです。 更に、アレルギーっ子は、アレルゲンのハウスダストの影響を普通よりは強く受けている場合があります。 残念ながら、体質は簡単には変えられないから、環境を変えるしか無いわけです(;-_-)=3 フゥ ということで、我が家では、『薬を使わない』で『鼻炎』と『喘息』を治す為に『元を断った』訳です。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る