2010/10/05(火)00:35
サディスティック ミカ バンド
サディスティック ミカ バンド
加藤大先生は スーパーガス 発表後しばらく遊んでいらっしゃったそうで、当時のAnAn
に連載されていたエッセイによると、リヴィング ルーム一杯におもちゃのレーシングサーキットを作り、夜な夜なレーシングごっこに明け暮れていたとか。
レーシングごっこも 大先生ならではで、それぞれ参加者がレーシングチームを作り、競っていたとか。
そのレーシング チームの名前も振るっていて、ドクター アーサーズ レーシングチームとか、サディスティック ミカ チームとか・・・
そんな中 大先生はスーパー バンドの結成を目論みなさったのです。
CSN&Yやブラインド フェイスのように・・
当初のメンバーは 柳田 ヒロ、つのだ ひろ が候補だったそうです。
それがミカバンドになった、と いうか発展したのが サディスティック ミカ バンド。
音こそ違え、大先生は少しもぶれてはおりません。
その真骨丁はLPではBサイドに納められた数曲。
「空の果てに腰掛けて」「銀河列車」「恋のミルキーウエイ」・・・
トロピカルでありラテンでありスカでありレゲであり。
ここに大先生の 良き 趣味趣味ミュージック 全開になるのです。
このアルバムは バンドのデビューというより やはり大先生のプロジェクトの一つ、
私にとっては ソロアルバムの一つとして捉えているのです。
1973年発売