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カテゴリ:ヨガマットの選び方
ヨガマットの選び方 第8回は、素材の続き、EVAその2です EVAの一回目から、ずいぶん×ずいぶん、日数が経過して申し訳ありません。 EVAの特徴はTPEと酷似しているのですが、 TPEでは書けなかったヨガマットの耐久性にも言及したいと思います。
それでは、続きから...
1-4 環境配慮 EVAヨガマットは、素材的にはTPEの仲間ですから、 いわゆるエコマットと呼ばれるものに分類されます。 TPE同様、商品に環境ホルモンを含みません。 また、ごみとして燃焼したときに、ダイオキシン等の有害物質が発生しません これまでの日記のPVCマットやPERマットと比較して頂くと、 EVAの方がさらにエコであるということがわかるでしょう また、EVA発泡技術により、軽量、緩衝、吸音、振動吸収、保温、に優れています。
1-5 重量
EVAマットは、その発泡技術からPVC、PERと比べると非常に軽量です。 どれがいいかな~?とお店で選んでいるときは気にならないことが多いのですが、 購入後、実際に他の荷物と一緒に持ち運ぶようになると、重量は大切です。
実際のマット一本の重量は、わずか1~2kgですが、 丸めたヨガマットはかさ張って持ちにくいので、 実際の重量よりもかなり重く感じ、重量はあなどれません 事実、 「マットが重くて持ち運びが大変だから」 と使わなくなる方が本当に多いのです。 ああ、もったいない!
ずっしり感の少ないEVAマットは、 電車やバスでレッスンに通われる方には、本当に有難いですね (持ち方やバッグ・ケース選びで、重量感はかなり緩和されます 持ち運びのポイントや工夫などは、また今度詳しくお話ししますね)
色々なメーカーからTPEやEVAなど軽量なエコマットが発売されています。 それぞれ特徴がありますが、ここでは、耐久性に注目したいと思います。
TPEやEVAマットは、軽くて保温性が良くて水洗いができて使いやすいので 私も好きな素材のひとつですが、価格の割に素材の劣化が早く、 耐久性が高いとは言えないように思います。
私の経験上、早ければ1年くらいで、ひび割れや素材の劣化が出てきます。 素材が劣化すると、見た目が悪くなるだけでなくグリップ力が減少しますから、 ポーズの安定性やレッスンの安全性に影響します。 よほどうまくお使いになっても、3年で変化するでしょう。
また、新品の時から外的な刺激に弱くデリケートです。 ちょっと堅いものや尖ったものに引っ掛かると、簡単に傷ついたり剥がれたりします。
一度、急いで爪を切ってやすりをかけないで使ったら、 買ったばかりの新品TPEマットに穴を開けてしまったことがあります。 すご~いショックでした。 「こんなに簡単に穴が開くなんて・・・」 ジャンプスルーが低くてちょっと爪先が擦っただけだったんですが・・・。
ただ、耐久性は、使用頻度や状況、保管方法や状況によって ものすご~く差が出るので、一概に言えません。 (賢いお手入れ方法や保管方法は、またあらためて書きますので、ご参考に)
あくまで、私や私の周辺の経験からのお話ですが、 ( 耐久性 ) × ( 価格 ) = ( コストパフォーマンス ) と ”仮定” の計算式をつくって計算すると(仮定ですよ)、 TPE、EVAのコストパフォーマンスは、それほど高くない ように思います。
もちろん、実際のコストパフォーマンスは、 使用頻度や使用状況、持ち運び・保管状況、それに使い手の満足度など、 もっと色々な要因を総合的に判断しないとわかりません。
また、すべてのメーカーやブランドのマットを試したわけでもありませんので、 コストパフォーマンスのお話(評価)は、 あくまで、「ヨガマットの選び方」の目安情報のひとつ としてご参考にして頂ければと思います。
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Last updated
2011.03.30 11:46:02
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