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2009.06.23
テーマ：■ヨガ・ピラティス■(2515)
カテゴリ：ヨガマットのお手入れ・洗い方
洗えるヨガマット・洗えないヨガマットを見分けましょう。 ヨガマットのお手入れ・洗い方の第4回は、 「洗えるヨガマットと洗えないヨガマットの見分け方」です。
１．ほとんどのヨガマットは洗える 6月17日のブログで申し上げましたが、ほとんどのヨガマットは洗えます 取扱説明書に「洗えます」と明記しているヨガマットも多いです。 購入時のラベルや説明書に「洗い方」を書いてくれているメーカーも増えました。
マットの素材はPVC、TPE、PER、それにゴムや麻です。 素材の特徴を考えると、丁寧に扱えば、洗えない素材ってまずありませんよね でも、洗える素材でも、 構造や加工段階でもしかしたら洗浄に弱くなっている商品もあるかもしれません。 スポーツメーカーが作るヨガマットの場合、かなり頑丈な物が多くまず大丈夫だと思います。 （ただし、スポーツメーカー製品でも、廉価版の中には「洗浄に向かない」と、私が思ったブランドはあります）
２．ノーブランドのヨガマットは洗えるか たいていのスポーツメーカーのヨガマットは洗えます。 しかし、世の中で圧倒的に流通しているヨガマットはノーブランド、 または聞き覚えのないブランドやメーカーでしょう。
（ただし、HATASやシンテックスなど、特定のスポーツ業界や体育教育団体では実績があって有名？だけれど、一般消費者には無名というブランドもあります） しかも、洗えるかどうか明記してくれていないものも少なくありません。 こうしたヨガマットの場合、洗えるか洗えないか、自分で見分けないといけません。
３．密度（キメ）で見分ける 密度の低いヨガマット（素材のキメが粗いヨガマット）は、 内部に水分を溜めこみやすく乾燥が遅いので、せっかくの洗浄がマットの質を低下させる要因になりかねません。 洗い方に注意が必要です。場合によっては、洗わない方が賢明かもしれません。
密度が高いが低いかは、弾力性で判断が付きます。 体重をかけた時に弾力がなく底付き感があるマットや、 体重をかけた部分が沈みっぱなしのヨガマットは密度が低いです。
また、縁かがりをしていない切りっぱなしのヨガマットの場合（殆どのヨガマットは切りっぱなしです）、 断面を見ると視覚的に密度が推定できます。 骨粗鬆症の写真みたいにスカスカのものは密度が低いです。
↓ 断面を観察して、密度を判断 ↓
↓ 縁かがりで断面を観察できない場合は、弾力で判断 ↓
色々なヨガマットの断面や弾力性を観察した個人的な感想ですが、 ノーブランドでも密度が高い場合やブランド商品でもそうでない場合もありました。 また、水を吸ったら驚くほどペタンコになってしまったマットもありました。 ヨガマットの品質のひとつである密度（弾力性）と価格はだいたい比例しそうですが 必ず比例するとは言えないようです。 密度（弾力性）は価格と比例する傾向にあるとはいえますが、例外もあります。 なので、「安かろう×悪かろう」 と、偏見を持ってみると判断を誤るのでは、と思います。
ちなみに、ナイキのTPEヨガマットは、断面がびっしり密でした。 断面を見ると、さすがに「洗える」を謳い文句にして販売促進しているはずだと納得しました。
４．密度・弾力性が高いマットは洗える それで、結果ですが、 密度も弾力性も高いものは、まず、洗って大丈夫です。 そうでないものも、気をつけて洗えば大丈夫だと推測しますが、保証の限りではありません。 「別にAIヨガさんの保証なんか、あっても役に立たないわ という方は、できるだけ短時間で洗い終わるように特に注意して洗って下さい。 短時間で洗う注意点は、どのヨガマットにも共通なので、 次の「ヨガマットの洗い方の注意点」で書きますので、見て下さいね。
そうそう、キメの粗いマットは洗浄時のストレスで表面が劣化する可能性があります。 表面を撫で洗いする時は、ブラシや堅いスポンジは使わずに、 素手か柔らかい布で丁寧にナデナデしてあげて下さい。
なお、断面のキメが粗いのに案外弾力性の高いヨガマットもあります。 気泡フォームがしっかりしているものが、それにあたると思います。 そういうマットは洗っても大丈夫だと思います。
ご自分のヨガマットが洗えるか洗えないか判断がつかない方や 洗浄によるヨガマットの劣化が不安で洗いたくない方は、 丸洗いをしなくて済むように、普段からこまめにお手入れをされることをお勧めします。 普段のお手入れについても、回を設けてお話ししますね。
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今日はブログに対するコメントでなく申し訳ないんですけど...
AI ヨガさんのマットコレクションにyogaworksのパンチング加工したマットあります？ 汗の量が多いんでアレが今、一番気になるんですよねぇ。 普段はマット＋ラグなんですけど、ラグだと毎回洗わなきゃいけないんで... もし評価等、ご存知あれば教えて下さいませ m(_ _)m (2009.06.23 14:32:55)
すみません、まだマイ・コレクションにはありませんが、おっしゃっているのは、ホットヨガ用のマットですよね？素材はTPEです。
ラウルとクリジさんはアシュタンガヨガなので、強度が心もとないですね。 普通のPVCマットでも着地点が削れてくるというラウルとクリジさんなので、あまりお勧めではないです。 またブログ本文で書きますが、TPEって、すごく弱いですよ。 私、新品マットにジャンプスルー一発で穴をあけて泣いたことがあります（指を引っ掛けた自分が悪いんですが）。 また、ヨガワークスではありませんが、穴あきマットは経験ありますが、マットの下に落ちた汗の後始末がまた大変です。 自宅の場合、結局、穴あきマットの下にラグを敷く羽目になり、それだとラグの洗濯の手間は軽減されないかもしれないですよ。 ラウルとクリジさんのラグって、スリアのコットンヨガラグですよね？ あれって、洗濯機でスペース取るので洗濯が大変なの、わかります。乾きにくいし。 洗濯の手間を軽減するなら、重くてかさばるコットンラグを化繊ラグに変えてはいかがでしょう？他の洗濯物と一緒に洗えてラクですよ。 私は、洗濯の手間を軽減する目的で化繊ラグに変えました。 ご所望の「ホットヨガマットの評価」ではないので 全然答えになっていなくてごめんなさい。 答えになっていませんが、もし何かの参考になれば嬉しいです。 (2009.06.23 15:09:17)
さぁすがですね！
とても参考になります。 お店の商品レビューだけだとイイ事ばっかしか書いてませんから... 耐久性があまり良くないなら、やめときます。 ラグはスリアのコットンラグ２枚をローテーションさせてるんですけど、雨が続くとねぇ... お薦めの化学繊維ラグの方でいいの探してます。 お伺いして大正解ですよ(＾O＾）/ (2009.06.24 08:56:37)
AIさんはＴPEエコロジカルAnri&Bebeのヨガマットは使ったことはありますか。あの吸い付くような感触は他に類をみません。知名度は低いですが、人知れず良い商品を世に発信している芦屋の会社が製造、販売しています。ネットショッピングもあるので、一度検索してみて下さい。
(2009.06.24 18:41:00)
りささん
コメントありがとうございます。 アンリ＆ベベ、存じ上げております。 教室やサークルに来られる一般の方々には全く無名ですが、 ヨギー＆ヨギーに間では、知っている人の方が多いのではないでしょうか。 私のブログでも紹介させて頂いてはおりますが、 まだ私のコレクション（すみません、ラウルとクリジさんの表現をお借りしました）には入っておりません。 ナイキの2009年最新モデルも、吸い付き感？がかなりアップしてすごいなと感心していますが、 それよりももっともっとぴったりくるのでしょうか。 興味津々です。 もし、よろしければまた情報をお寄せ下さいませ。 貴重なコメントありがとうございました。 (2009.06.25 00:16:01)
ナイキのマットもすばらしいですが、Anri&Bebeのマットは‘しなやかさ’があると思います。
マットの柔らかさにグリップ力が加わり、‘しなやかさ’が増していると思います。 ナイキのマットは使用するにつれ、堅くなりすべりやすくなると聞きます。 Anri&Bebeヨガマットはそれがないように思います。 もちろん、使い方やお手入れ方法によって差があると思います。 ナイキのようにメジャーでないところも私にとっては魅力です。 (2009.06.25 16:41:44) |
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