(夫へ。)飲む前に、買う前に、読んでくれい...頼む。
たしか、この週の週末?だったか定かじゃないけど、子供の服などいろいろ食料品以外の買い物を親子でしていた。夫の休日用(兼、部屋着?作業着?)のショートパンツが、元々カジュアルなデザインだったとはいえ正視に堪えかねるくらい古ぅーくなってきたので、ついでに買ったら?と提案したらノッてくれた。人の意見(特に私の話)を聞かないガンコ者の夫だが、「新しいのそろそろ買ったら?」という、服関連の提案はすんなり聞いてくれることが多い...ような気がする。一軒目のお店にいいのがなく、もともとなじみのある二軒目に行くことにした。二軒めのお店は入り口近くにちょっとした飲み物や軽食を売っていて、突然夫が「喉がすっごく渇いたから、水が飲みたい」と言い出した。私はちょっと驚いて、「え、飲み物を飲みながら服を買うの??というか、今まで買い物してきてみんな疲れているから、あなたのズボンをちゃっちゃっと選んだらすぐ家に帰る予定だし。もう少しだけ待ったら?」と聞くと、夫は「今すぐどうしても飲みたい!誰がなにを言おうが買って飲む!」と。はーはーそうですか、そんじゃ勝手にしてください、と放置。ちょっと離れて、遠目のところから娘たちと見ていた。ドリンクコーナーの冷蔵庫にある水のペットボトルをつかんで、レジでお会計。その場で開けて、立ち飲みでゴブゴブ飲もうとしたら...いつも水を豪快に大量に一気飲みする夫なのに、なんかようすが変? 少し飲んで手を止めて、目を白黒させていた。「どうしたの?」と聞くと、「これ、水じゃない。おいしくない...」と言って、ボトルを見せてくれた。んーなになに?”ブルーベリーの香りつき水”blueberry flavored waterって書いてあるんですが...青いラベルのど真ん中に。結構小さい字とはいえ。いや、確かに透明のペットボトルに青いラベルが貼ってあるのは、ミネラルウォーターとしてはよくあるデザインだと認めよう。でも、小さい字でそろっているレタリングの中では一番大きい字で”ブルーベリー”って書いてあったら、多少おしゃれなレタリングだったとしても読もうよ...いや、読んでくれよ、頼むー。ひとの好みだけど、ブルーベリーやラズベリーみたいなフルーツの香りが透明の水にほんのり薄めてある飲み物、私あんまり好きじゃない。水か果汁たっぷりのジュースかどっちかにしてほしい。ほんのちょっとレモン味、っていうのならまだ許せるけど、それ以外の味ならなにを想像しても違和感がある。それが好きだという人もいるからお店に置いてるんだろうけど、ただの水かと思って飲んだ時に、中途半端に薄いブルーベリーの香味つきだったら「なんじゃ、こりゃ!!ぐはっ、まずーい!」ということになるでしょうね。麦茶かと思って飲んだら麺つゆだった、よりはまだマシか(笑)?なぐさめを無理やり考えてみても、マズイものはマズイ。いずれにせよ、夫が「人の話を聞かない」「ラベルをろくに読まずに飲み物を買う」、相変わらずのおバカちゃんであることが判明。あきれるというより、笑えるよ!「グレープフルーツ酎ハイ事件(過去日記リンク)」我ながら、すごい記憶の引き出し。夫に早速その思い出ばなしをすると、「そうだね...」といちおう覚えていたよ。ひとこと言ってもいいですか?「アンタ、バカぁ?!」by アスカ / エヴァンゲリオン。***** 後日談 *****さて、日記を書いている時点で、この事件から2週間以上たっているわけなのだが。冷蔵庫に、その少し飲みかけのブルーベリー水がいまだに入っている...なにこれ??つーか、家族みんなして気持ち悪がって誰も飲もうとしなかった代物を、なぜ大事そうにとっといてあるのか謎。不思議な人だね君は...? 明日こっそり捨てよっと(笑)。