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 あなたの心にヴィブラート
 Vibrate in your heart

   あなたの心をオブラート!  
   Wafer for your heart
 Freedom Kitchen
  
 “ YouTube ” ← ← クリック!!


 魂を形として残す。それができるのは音楽。

魂をCDとして形に変え、半永久的に生き続けてほしい。

 震災が起きたとき、手伝いに行けなかった医師の皆さん、そして、現場にいながら仕事をするしかできない新聞記者や放送局の方々。

どれだけこの方々は自分の仕事を投げ捨ててでも命を救う手伝いをしたかったことか。

 日本を離れ世界に住む日本人の皆様はお金や物資を送ることしか支援策がない。誰もがこの震災で悔しい思いをしている。

 このプロジェクトに今までの常識は存在しない。音楽の輪が力を生む。東北に限らず全国、世界に住む皆様の心に届けたい。

俺達が目指すのは言葉や物、お金で繋がる絆ではない。音で繋がる。

 亡くなられた皆様の思い、そして全国、世界の皆様の思い、これを一つの形にする。


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 英国ニュースダイジェスト

 在英日本人の為の関連情報として取り上げてくださった  

ドイツとフランスにも載せていただけた。

在独日本人向け ドイツ版

在仏日本人向け フランス版

 全国の図書館に送り続けている。
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そして俺たちのCDは海を越えた。

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 海を隔てたところに住む皆様は震災の後、情報も入らず、悔しい思いをなさった。東北出身の方もいらっしゃるはずだ。

「何ができるだろ」とどなたも考えてくださり支援をしたくてもお金や物資を送るしか方法がないことに歯がゆさを感じたのではないだろうか。

 音楽はすべての人々の心に幸せをもたらす。

 音楽を通じて公共機関を利用すれば支援する側、受け取る側と心を共有することができる。お金という言葉が存在しなくなる。

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 全国の図書館にCDを送ったこととヨーロッパの日本人向け情報誌に出させていただいたことがきっかけになった。

 CDジャケットを送る国によって変え、日本人学校に送っている。イギリスやカナダ、メキシコにまず最初に送った。

このCDを送っただけで終わらせず、ずっと縁を保ち続けれるように努力したい。

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震災復興ソングプロジェクト True Happiness


 全国の図書館に私の本が置いてある。まさか自分の本と音楽活動がとがこのような形になるとは、予想もしていなかった 笑


  
【送料無料】玉川温泉の整体師 [ 小川哲男 ]

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価格:1,365円(税込、送料別)


 
 雪崩事故があった秋田県の玉川温泉をご存じだろうか?

 ここは全国から命の狭間で闘う方々が足を運ぶ。そこで私は施術していた。

余命数ヶ月と宣告された方も少なくない。微力ではあるが生きるお手伝いをさせていただいた。

とある女性のお客様が一年以上生き抜き、逝かれた。最初に施術した時は余命3か月と告げられていたようだ。

 施術中の会話が生きる力になっていたようで亡くなられる前に「本を書いて欲しい」と旦那様に託された。その旦那様は遺言を伝える為、玉川にお越しになり、2009年11月に自費出版ではなく出版することができた。

 施術、そして音楽とスポーツを通し、生き抜く喜びを伝えている。

内容の一部は ココ をクリックしていただきたい。 

 本の題名の元になったのがお客様から戴いたこの一言 こちら

 この信念を曲げずに頑張っていきたい。

 現在は電子書籍のみの販売。 

電子書籍ストアhonto      Book Live!

電子文庫パブリ    Sony Reader Store 他

この本を書いたために玉川温泉にいられなくなった。覚悟はしていたが命をかけられると自分の生活を犠牲にしてまでも頑張ってしまった。

 そして、自宅で開業!そこが世界遺産登録が決定した

 岩手県平泉町。この中尊寺本堂の真下にある自宅で開業していた。

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 本を書いたことで何か岩手に生かしたいと始めたのがコラム。本業の話はほとんど書かず、もっぱら寒い駄洒落と音楽の話、あとスポーツ。

 震災が起きる一ヶ月前まで岩手日日新聞社のコラム「テッちゃんのひとりごと」を書いていた。

 こちら

 このコラムや玉川温泉での経験のおかげで岩手県の自治会などから声がかかり講演会を行う。公民館を健康を中心としたネタで笑いで包んだ。

 そして震災。

 平泉近辺は海がないので津波はないが運転してたので車を失った。怪我しなかったのがありがたい。ところが家の中は滅茶苦茶。音楽機材は倒れて壊れ、ガラスは割れ柱にひびが入った。

 家族は無事。そして平泉町が世界遺産登録が決定する。自分のすべきことを見つめなおした。

 本を出版するということは自分の姿を全国に見せていることでもある。当時、平泉は震災復興のシンボル的存在。岩手日報社の動画チャンネルで平泉町PRを務めた。そしてYahoo翻訳を使い世界に訴えた。

【地元自慢】見とれてしまう夕景!地元ライター推薦の平泉絶景スポット

地元自慢.JPG

 東日本大震災 Japan Earthquake Tsunami
平泉町 世界遺産登録
 World heritage registration Hiraizumi

zisinn.jpg 日本を救いたい!

 世界の力を

 お借りする為

 英語で世界に

 発信!!

 実際のところ、
 英語は喋れない。日本の空は、世界に繋がる。

 気持ちが世界に伝わることを祈って
The Pacific offing Earthquake Please help japan!!

Because I wanted to borrow power of the who I wanted to save Japan, and lived in a thing of the world, I appealed to world in English. Though it is too ignominious English, please hear it. The Japanese sky leads to the world. The heart to love music is common throughout the world. I do not mind in Japan pampered by the world either. It is a heart to thank for to be important.

 そしてコラムを書いていた経験を生かし、全国の新聞社に 原稿 を送り被災地への応援を訴え続けた。


 そして震災復興プロジェクトにつながる。この経緯から冒頭で説明した流れでプロジェクトが展開する。

 音楽を通し世界を平和にしたいと行動したジョンレノン。浄土という思想のもと、ジョンと同じような志で藤原氏が作った平泉。

 ジョンは亡くなったがポールマッカートニーはレコード会社の壁を越え、常に音楽を通した社会貢献を行っている。平泉に住んでいたからこそ亡くなられた皆様や家を失った皆様のお気持ちを伝える伝承者でなければならない。

プロの方々から学んだ教えを行動に変える。

 多くの震災プロジェクトは被災地に向けてのもの。故郷を離れた皆様へのプロジェクトには残念ながらなっていないのがほとんどだ。

 震災を受けたものだけが悔しい思いをしているのではない!

 東北から応援を求めていながら、東北から感謝の気持ちを発信する東北のプロジェクトがあることを私は知らない。

だから、私がやる!!

「ありがとう」というのが人の道ではないだろうか。

感謝をこめて世界に届けたい。

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 ジョンレノンのようにはなれませんがポールマッカートニーを筆頭に世界を音楽の力で応援する皆様を見習って頑張っていきたい!!

 
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The Japanese sky leads to the world.
The heart to love music is common throughout the world.
I want you to support world all of you, Japan loving music!
(yahoo知恵袋で書きました。変でしたらごめんなさい)


Tetsuo ogawa

バナーを作成
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講演会  

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    写真をクリックすると
        大きくなります。



   - 自分の体を愛してますか? -

 自分の体をいたわることは異性を思いやる気持ちと一緒。

 息抜きも必要だし厳しく接しなければいけないときもある。

 今までのあなたの人生で無理しないでうまくいった事あった?

 大切なこととは無理をしないことではなく

  無理ができる体でいることだよ。

 目の前にいる異性に夢中だった時を思い出して!

    必死だったでしょ??

 これって無理してるなんて言わないよ。

     愛してる証拠さ。

体も同じさ、自分の体を愛してあげて。自分の体を愛していれば自然と体は動くよ。

 そこに生まれるものこそが “ 笑顔 ” だ。


健康にかかわる話が中心ですが堅苦しくなく楽しい時間。駄洒落、おっと、、失礼、Jokeを含めてやらせていただきます。性格的に難しい話はできません。

画像 120.jpg 満員でした。
 
 ありがとうございます。

 皆様の目を見て!

 下を向いている方は

 おりません。

 感謝です。

      こちらが講演会プラン詳細です。

クリック → → 動画 講演内容   講演会プラン

 岩手県平泉町を離れ生まれた埼玉県に引っ越しました。ご連絡はメールでお願いいたします。

     画像 117.jpg 

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YouTube コーナー 開設!!

 字で伝えられない自分の気持ち動画に託して

  題して  『 てつお’s ワールド 』

 埋め込みできないから写真をクリックしてみてね。

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 動画版コラム

  テッちゃんの

    ひとりごと


   第3回目



動画版 コラム 『テッちゃんのひとりごと 第3回目』 話しながらバックミュージックも取り入れて見ました。出だしと最後の曲はオリジナル曲です。まだまだ慣れていませんが楽しい時間を提供します。 今回も音楽ネタです。ベストヒットUSAを参考に作りました。YouTubeを放送局という感覚。ラジオのパーソナリティを動画で。という感じでしょうか。でもまだぎこちないです。てつPON第1スタジオからお届けします。



動画版 コラム テッちゃんのひとりごと 第2回目.jpg
 動画版コラム 

 テッちゃんのひとりごと

     第2回目
 

 
今回は真面目に音楽ネタ。面白くなくて寝てしまうなんて事ありません。洋楽ロックに興味持ってくれると嬉しいなあ。ワールドベースボールクラシックで使った?あの曲覚えてる?その曲をネタに話を展開させてみた。

動画 コラム 第一回.jpg
 動画版コラム

 テッちゃんのひとりごと 第1回目


音が小さくてごめんなさい。岩手日日新聞社 リビング コラム 『テッちゃんのひとりごと』動画バージョン。初めての試みなんで、ぎこちないけどよろしく!!楽しい話、楽器演奏、施術、異性の口説き方(??)、これはやるかわからないけど楽しくやっていきます!!




 『 奇跡の湯

  玉川温泉の

   整体師 』

 出版したきっかけ



 本を出したきっかけを動画にしました。余命宣告を受けていたお客様。そのお客様が一年以上生き抜き逝かれました。亡くなる前に、旦那様に遺言を残し、その遺言を自分に伝える為、玉川温泉にお越しになりました。亡くなられたたくさんのお客様の気持ち、そして生き抜くあなたへのメッセージを伝える為に動画を作ってみました。慣れていないものでお見苦しいところが多々ありますがご覧になってください。画像をクリック。


玉川温泉の整体師 平泉.jpg 平泉での施術
 自費出版ではない本を書くということは、全国の皆様に自分の姿をみせているという責任があります。この責任をどのように果たしたらいいのか一年かけて悩みました。左手が動かない脳梗塞のお客様。そのお客様の指がかすかに動いた時、あまりにも嬉しくて目から汗が。。。近所だからこそ、お越しになることができるわけですが、本を書いたという責任。自分の本を読んでくださった全国の皆様とどうやって接することができるのか。その自分の気持ちを動画にしました。

玉川温泉の整体師 講演会.jpg  前回の講演会

 一番強く訴えたのは、命は2つある!ということ。病を克服することは最終目標ではない。自分が輝く姿ってどんな姿?病と闘っているから諦めるの?病を克服するのは通過点。自分らしい生き方を求めてまず一歩!!その一歩とは??

  
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2024年09月03日
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カテゴリ:カテゴリ未分類


今回はちょっと角度を変えて母校、栄東高校の話。




東大進学やクイズで有名になった栄東高校。後輩達が活躍する姿、なんか、嬉しい。後輩には、県議会議員、市議会議員、大学教授、自分とはかけ離れた世界にいる。


東大に進学し、クイズ番組で活躍している後輩見ると、

。。。。

足元にも及ばない。先輩として自慢できることってあるかな?

ん〜 ある!

大学進学したわけでもないが、誇りにできることが2つある。それは、

東日本大震災が起きたとき、被災地に住んでいたのと世界遺産登録が決まった平泉町に住んでいたこともあり、震災復興活動を立ち上げた。




それと玉川温泉の整体師を出版したことだ。



玉川温泉は秋田県の山深いところにある。このブログを初めて読んでくださっている皆様は玉川温泉と言われてもピンとこない方が多いと思う。

この玉川温泉は命の狭間で闘う方々が全国からお越しになる。2006年から2009年までここで整体師として施術させていただいた。



2008年の夏、「先生、あなたは玉川温泉の整体師、家の近くにある整体院の先生とは違うのよ。あなたに会いたくて来てくださる方も多いと思う。あなたの施術を受けて帰ると元気になって闘えるわ」

と有難いお言葉を戴いた。

そして年が明け、雪の中、とある男性のお客様が亡くなられた奥様の遺言をつたえるためにお越しになった。






その遺言がきっかけで本を出版した。施術を通じてお客様とのやりとりを中心に書いている。






その後、玉川温泉をやめることになり、平泉の自宅で開業。



そして震災が起きて震災の影響などで埼玉県に戻り、東京のリラクゼーション店で施術。

自分の施術は玉川温泉での経験が基本になっている。栄東高校を卒業して大学に行かなかったてつおはこんな男になった。

今や栄東高校は東大合格者の数はものすごく、知名度は全国規模。そんな栄東高校ではあるが6期生として入学した当時は男子校。




中学生のとき、塾が東大宮駅前だった。学校の前にあるJRの陸橋を通り、塾に通っていた。

時はまだ昭和。まだ歴史がなく進学校を目指していると話をきいた。通るたびになぜか、惹かれていく。公立高校も考えたが栄東に入りたい気持ちがそれを上回る。男子校だったせいかもしれない。

きっと先生も男性が多いから腹割った付き合いができるかもと思った。そして晴れて入学。

6期生は4クラスしかなかった。学力が高い生徒から1組、2組となり自分は4組。

そして入学して早々と勉強合宿があった。この勉強合宿、

最初にやらかした。それはいまや高校関係者のみの伝説となっている。

 卒業アルバムより


一般的に知られている栄東高校の伝説とは、

朝と帰りに生徒全員が学校周り2.5kmを走る。



正門の脇をずっと走っていくと大宮工業高校が見える。その前に陸橋があり、JR操車場を越えて操車場の脇を走り、正門の前にある陸橋を渡って走るコース。

今は東大に入りたい一心で全国から集まっているから、生徒数も増え現実的に無理。在学中にあった荒川土手の20㎞マラソン大会があったが今はだろうなあ。

これも伝説かもしれないが、少数の卒業生しかしらない伝説がある!

それは、


坊主事件である。

勉強合宿は長野県佐久市であった。先生は、

「トランプなんて持ってくるなよ。みつけたらバリカンだぞ」

という。

それを聞いて、持って行った ^^;

そしたら見事にバレて坊主。今じゃ、ありえないでしょ?

その数ヶ月後、また坊主となった。2回も坊主になった生徒は数人しかいない。その1人 笑

休み時間、4人が机の各隅に集まる。10円をひとりひとりのせ、順番で指で弾く。そして落ちた10円をゲット。
それがみつかり、坊主。

東大進学を目指す今の生徒じゃやらないよね。これが6期生。一年の時だったので4組。1-4は熱かったぜ!

ところが、どの生徒も先生や学校に恨みをもたない。しかし、これだけは嫌だった。それは
暇さえあると草むしりをさせられた。これが一番苦痛。


この学校に入る動機、先生と腹を割った付き合い

これは期待を裏切ることはなかった。ゆえに、この様にブログのネタにもなっている。

しかし、先生達は大変だった。今の栄東のもとを作り上げた先生だ。教育方針に合わず辞めた先生も多くいらっしゃる。当時の若手の先生は、教育方針と戦っていた。

教育とは?指導とは??

若い先生達は必死に立ち向かい生徒と接してきた。そんな先生達を生徒たちは好きだった。

今、栄東高校で坊主事件や先生との絆を講演会で話をしたら、在校生はどう思うかな?

できのわるいバカ代表、てつおである。

伝説とまではいかないけど文化祭で三年間連続でバンド演奏をやった。先生達もバンドを組んでステージに立ったんだ。

  

でも、てつおが一度だけ栄東高校の授業内容に対して、腹が立ったことがある。今わかると大問題になるから内容は伏せておく。2年のときの数学の授業は悔しかった。数学の先生は当時の先生たちを束ねる職種についていた。先生たちはこの先生の教育方針と闘っていたと思う。

そのくらいならまだ我慢はできたが当時のてつおは今で言うイジメと戦っていた。いじめを受けていると自分で認めたくないのだが一般的にはそういうだろう。

相談することもできた。しかし、解決させるのは当事者である生徒ではなく、先生とその親。正直そいつを、

ぶちのめしたかった。


こらえて、こらえて、この試練を無駄にするものかと自分にいいきかせた。

次第に授業が苦しくなる。クラスの仲間のみどういう状況だったかは知っているがどんなことをされたかはもし、講演会をやらせていただくことがあったらそのときに話をしたい。ここでの説明は避ける。

日に日に集中力がなくなり、授業や自宅での勉強ができない。思うように覚えられないのだ。この高校に進学してよかったのか?と正直思った。

一年生で坊主、二年、三年はこの環境での死闘。しかし、それを支えてくれたのが、

先生とのコミュニケーション。


どんなに成績が悪くても先生は落ちこぼれ扱いをしない。


だからこそ、あえて先生に助けを求めなかった。親にすら、言っていない。言ってしまうと、自らかした試練が無駄に終わる。知っているのは、二年、三年と同じクラスの生徒だけでいい。

大学にいきたいという思いは二年生でなくなった。本当は日大芸術学部の放送学科に入りたかったがそれ以前に勉強ができない状況に陥ってしまった。

弁当を休憩中に食われたこともある。授業中にさされたとき、俺をののしることがずっと続く。その中で、一度だけ、殴りかかっていこうと思ったことがあった。それも授業中である。しかし、それをやったらすべてが無駄になるに違いない。たとえ、当事者が悪くても。。。

年齢を重ね、同級生を訴えようと思った。そいつも自分と同じように家庭を持ち子供を育て上げただろう。次は俺に責任を取ってもらおうと思ったわけ。年月が経ちすぎたから無理だろうなあ。と思うのだが、もう一人のてつおが頭の中で訴える。

そんなことして嬉しいか?裁判をしてまでお金が欲しいのか??

このもやもやを解決したのが栄東高校同窓懇談会に出席したおかげだった。

大学を諦め、専門学校に進学。その後、音楽機材を輸入する商社に就職したが、父が岩手県に家を購入。家族で岩手に引っ越すことになり、一年もたたないまま退職。

しかし、1993年、父の会社が倒産。様々な仕事を経験し、行きついたのが整体師だった。

怪我で2003年、入院。リハビリの先生に感銘を受け、リハビリのような仕事は何ができるか模索。そして整体師の道を歩み始めた。

まずはリラクゼーション会社に就職。盛岡、花巻の温泉施設で施術をしていた。そして、玉川温泉と隣接するホテルで施術することになった。

そこで人生を変える方と出会う。そのお客様を施術したとき、お客様に言われた。

「あなた、このままでいるの?私は経営者だけど現役のエスティシャンよ。今でも、すぐやれるわ。あなたも私と一緒でしょ?」


その言葉をいただき、即行動!玉川温泉へ直談判。年が明けた4月から玉川温泉で働くこととなった。本を出版後、自宅があった平泉町で開業したが一年後、東日本大震災が起きる。

仮設住宅に住まれている方、仮設住宅を作る為に他県から来てくださった作業員さん、そしてお身内や友達を亡くされた方、様々なお客様を施術させていただいた。

 

自分の家も破壊されたが幸いにして普通に暮らせることができた。しかし、母と次女が入院しなければならない状況になってしまった。

母をこのままにしておくと命の保証はない。手術できるのは仙台と盛岡。自宅から100kmさきである。

そんな状況下の中で震災復興プロジェクトを立ち上げた。

詳しくは以前のブログを見ていただきたい。

生まれ故郷の埼玉県にもどり、即、母と次女を病院へ。無事、母の手術はうまくいき、次女は入院しなくていいと言われた。そして埼玉に戻ってきたことを栄東高校の先生にご挨拶を兼ね報告。

一年生のときの担任の先生、二年、三年の時の担任の先生に挨拶することができた。

2人の担任の先生は、栄東から埼玉栄高校と栄中学校におられたので栄高校の図書館に本を置いていただいた。そして母校、栄東高校に挨拶に行き、在学中に化学を担当されていた先生が教頭をされていてお会いすることがかなった。栄東高校にも本を置かせていただいた。


その数年後に画期的なことが起きた。それは、先に書いた同窓懇談会である。たしか、できたのは2016年だったかなあ??

栄東高校同窓会

栄東高校OB、OGが一年に一回集まって酒を飲むイベント。このイベントに先生も来てくださる。そして後輩にも会える。辞められた先生もお越しになり、栄東高校に行ってよかったと実感できるイベントだ。

卒業してから恩師に会って酒が飲めるなんて、なんて幸せな学校なのだろう。

先生に、「てつお!本良かったぞ。次の本はいつ出すんだ?」

この言葉を戴いて涙が止まらなかった。三年間の高校生活の苦しさが先生からいただいた言葉で体が浄化されたかのようだった。

その言葉で2,3年の時の辛さは先生の言葉で報われた。

栄東高校は東京大学に入る為の予備校的高校ではない!

熱い熱い先生達が作り上げてきた高校である。その教え子たちが教師として栄東高校の今を支えている。

こんな素晴らしい学校は全国にどのくらいあるだろう。

震災プロジェクトをやり遂げた今、母校に恩返しをしなくてはならない。

同窓会に出席したことがきっかけで考えていて、こんなことをコロナ禍前に思いついて相談しに母校へ行った。それは

ブラスバンドとコーラス部とのコラボレーションだ。

この動画を見て感動して思いついた。

STYX in Concert With the Contemporary Youth Orchestra


吹奏楽部とコーラス部で同じステージで演奏。場所など確保できれば前向きに検討するとお言葉を戴いた。

動画はSTYXだが、実はゲストで読んでほしい方がいらっしゃる。それはMR.BIGのベーシスト、ビリーシーンを。

何を途方もないことを!

と思われると思うだろうがまじなのです。私がやってきたプロジェクトは音楽を通じて命の大切さを訴え、支援のお礼を伝える活動をしてきた。

2017年、岩手に戻り、凱旋ライブ。この時演奏したのがMR.BIGの曲。MR.BIGの功績を岩手県民に伝えるのが目的だった。

MR.BIGは震災直後の4月に岩手県民会館でのライブを予定していた。ありとあらゆるイベントが中止になる中、彼らは中止にしなかった。

岩手県民会館が使えなかったので盛岡市民会館に場所を変えてライブを決行。どれだけ感謝したか計り知れない。

彼らは少しでも力になりたい一心でライブを行った。

ビリーに凱旋ライブの報告とともに被災地への支援のお礼を伝えたらありがたいことにお返事を戴けた。

こんなハートフルなミュージシャンがいるだろうか?日本のミュージシャンではありえない。

ビリーはコロナ禍の中、岩手に向けてメッセージを送ってくださった。

このご縁で知り合ったMR.BIGのビリーシーンをゲストによび、栄東高校スペシャルミュージックイベントをやりたい。

自分も演奏に参加すれば栄東高校の在学生と卒業生が一緒にできる企画になる。Mr.Bigの曲を演奏してほしい。

ビリーシーンを呼ぶとなると多くの方々の応援とご理解がないとできない。

栄東高校の卒業生として佐藤栄学園の歴史に携わるために考えた企画。どうかお力を貸していただきたい。

宜しくお願いいたします。








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最終更新日  2024年09月03日 19時06分58秒
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