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言葉を“面白狩る”

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「言葉を“面白狩る”」、たまに更新します。

----主な参考辞書----
*岩波書店『広辞苑』第五版CDROM版 *小学館『日本国語大辞典』
*学習研究社『漢字源』電子ブック版 *岩波書店『岩波日本史辞典』CDROM版
2017/10/17
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「順風ニ而早晨午窓出帆、海上至而穏ニ而播磨灘無滞越、夕七時前明石湊へ着、今日之海路廿三里、内室津ゟ明石迄十三里灘也、御舟手へ灘越祝義遣ス」(「村上家乗」文久2年5月8日)
順風なので早朝に午窓を出帆した。海上は至って穏やか、播磨灘を無事通過し、夕七時(4時)前に明石の湊へ着いた。今日の海路は23里、その内、室津(兵庫県たつの市)から明石までは13里の海路である。御舟手へ灘越祝義を渡した。

「村上家乗」の主人公、村上彦右衛門は、主命により海路上京しました。5月2日夜中「御船」に乗船、翌朝宇品(広島)を出発し、播磨灘を抜けて無事明石に着いたとき、「御船方」に灘越祝義を渡しています。翌9日には大坂に着きました。
京都で勤めを済ませた帰路でも「灘越祝義壱朱遣ス」と記しています。

瀬戸内航路の中でも、播磨灘が難所だったらしく、無事に通過できると酒代ほどを灘越祝義として出したのでしょう。
参勤交代で海路を通るほとんどの西国大名は、播磨灘を避けて、室津港に上陸したといいます。






最終更新日  2017/10/17 10:18:58 PM


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