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言葉を“面白狩る”

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「言葉を“面白狩る”」、たまに更新します。

----主な参考辞書----
*岩波書店『広辞苑』第五版CDROM版 *小学館『日本国語大辞典』
*学習研究社『漢字源』電子ブック版 *岩波書店『岩波日本史辞典』CDROM版
2018/09/22
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(正月)五日辛巳 薄晴 些許風立 今夜八時比ゟ雪(曲亭馬琴日記 文政十年丁亥日記)
1月5日 辛巳 薄晴 些許風が吹き出し、今夜八時頃より雪がふる。

些許」という見慣れない言葉が使ってあります。ネットで調べると、

幸田露伴「風流仏」(青空文庫所収)の中に「些許(ちとばかり)の尽力……」とルビがありました。

(学研漢和大字典)
{形容詞}いささか。少しであるさま。細かい。
(学研漢和大字典)
{助辞}ばかり。数詞や指示詞に付けて、上下に幅のあることを認めることば。おおよそその程度であることをあらわす助詞。…ほど。…ぐらい。


「些」と「許」を合わせると、なるほど、「ちとばかり」の意味になります。

【些許】(諸橋大漢和)
hsieh1 hsu2 少しばかり。一寸した。

と、意味は書いてあるものの、読みはありません。

ネットでは、ヒットするのは中国語のサイトばかり。
英訳すると、a few, a little, a bit になるようです。

どうも「些許」は中国語のようです。

馬琴や露伴は漢文の達人で、そのため、平気で中国語を使っているのでしょう。






最終更新日  2018/09/22 10:03:43 PM
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