【駅そば立ちそば238杯め】来ました!境界、JR直江津駅改札外「直江津庵」さんで「大めぎす天そば」と、同社経営「ホテルハイマート」さんの各省受賞豪華駅弁「磯の漁火」と、是非みなさんに食べてもらいたい!すごい美味しさです名物「鱈めし」
その日、私は些か急いでおりました。 新潟VS大宮のサッカーの試合を観終えてすぐにシャトルバスで新潟駅へ戻り、短い時間で買い物(どうしても新潟駅で買っておきたいもの)を済ませて特急に乗り、向かうのは初めて降りる直江津駅です。 新潟駅、できたばかりの電子表示もホームもとてもきれい。 乗った列車は特急「しらゆき」。この時間帯を狙った理由は、試合の終わる時刻がちょうどよかったからでもあるのですが そう!これ!「車窓に浮かぶ日本海&沈む夕陽」を狙ったのです。この風景を見られるエリアは思ったより少なかったですが、時間的にはばっちり!やったー遠回りした甲斐があった∴=≡(っ'ヮ'c) というわけで着きました直江津駅。この後私は上越妙高駅まで移動し、そこから新幹線で帰る予定なのでなにゆえ特急の終点まで乗らず直江津で降りたかと言いますと、 ご覧の通り直江津駅は現在「えちごトキめき鉄道」に移管され、JRというより同社の駅っぽくなっていますが、昔ながらの鉄道ファン的には「JR東日本と西日本の境界駅」と言えば直江津だったのです。東北の日本海側で育った私にとっては一度行ってみたい憧れの駅でもあり、通過したことはこれまで何度かありましたが、今回初めて下車してみようと思ったきっかけは駅そばならびに駅弁。直江津駅の真向いにある「ホテルハイマート」さんは、直江津&上越妙高駅で売られる駅弁を製造販売&さらに!直江津駅の駅そば「直江津庵」も運営しておられます。 そこで今回は、直江津駅の駅そばをいただく&帰りに上越妙高駅で駅弁を買って帰るべく、あらかじめ電話で予約しておきました。こちらの駅弁はたいへん人気が高く、予約しておかないと夕方には売切との情報をネットで得ていたためです。というわけで北口ロータリー前の「直江津庵」さんへ急ぎます。急いでいる理由は「えちごトキめき鉄道」の上越妙高ゆきまであまり時間がない・・・ からだと思っていたら!ダブルで違った<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!私の調べが甘かった、乗り換えの列車は想定よりも10分ほど遅く、逆に「直江津庵」さんの閉店時刻は下調べよりも早かった!入店実績時刻は18時13分頃でした。ネット上での閉店時刻は「19時半」説と「18時半」説があり、乗り換え時間を考慮すると後者でも急げば大丈夫かなと踏んでいたのですが、しかーし!!来てみたら閉店時刻はなんと18時20分ではないですか!! 焦りました。しかも入ってみたら店内には券売機に苦戦中のおじいちゃん&おばあちゃん。申し訳なさそうに何度も買い直しているので急かせることはできない、しかし時刻は迫るばかり。 店内には美味しそうなご当地っぽいメニューがいろいろあって、ああもうもっと時間取ってくればよかった!!!と後悔しつつ待っていると お店のおばちゃんが「もう時間ないから直接ここで精算しますよ」と鶴の一声。おじいちゃん&おばあちゃんが厨房で会計を済ませる間に私は食券を買い、残り5分での完食チャレンジ。 …と言ってもこの時刻で注文を受けてしまった以上、私までは食べ終わるまでお店を開けておいてくれるんだろうなと思ってそれほど急がずきちんと美味しくいただきました。おばちゃんありがとう( *・ω・)*_ _))ペコリンというわけで「大めぎす天そば(500円)」。七味ものせて出してくれました。もしかしたら入店前に閉店準備も進められていたのかも知れないなあ。 めぎす天自体とても珍しいので是非とも食べてみたいと思って来ましたが、他にも気になるのがいろいろあったんですよね。ここのにしんそばもきっとおいしいと思う。 麺は、意外にしっかりとしたゆで麺。そばの香りがちゃんとする奴です。つゆは、だし感はそれほど感じませんが塩気がしっかりきいているタイプ。新潟らしいです。めぎす天は身が厚くほくほく。但し骨がけっこうワイルドなままなので、お年を召した方は気を付けた方がよいかも。このつゆは卵を落としたらきっと合うやつです。 ふう~食べた!ごちそうさまでした~( *・ω・)*_ _))ペコリン・実食日:2018年4月22日(日)18時15分頃 ・立地:JR・えちごトキめき鉄道直江津駅北口ロータリー前 ・席タイプ:カウンター18席 ・清潔感、広さ:★★★★☆3.5(広さは十分、いい感じのレトロ感で好きです) ・お店の方の雰囲気:★★★★☆3.5(閉店すれすれ入店で対応して頂きました、ありがとう) ・メニューの魅力:★★★★☆4.0(旅行者にとっては珍しいメニューがたくさん!また行きたい!) ・女性でも入りやすい度:★★★★☆4.5(いわゆる「駅そば」っぽくないお店なので入りやすいはず) ・リピートしたい度:★★★★☆4.0(直江津へ行く機会を作るのは大変ですがまた行きたい)直江津庵 (そば(蕎麦) / 直江津駅)というわけでえちごトキめき鉄道で上越妙高へ向かい ここでも急ぎました。そう、電車の時間を読み違えたため、新幹線までの乗り継ぎ時刻が殆どない中で予約しておいた駅弁を受け取らねばならないのです。いそげ(((っ・ω・)っ上越妙高駅の「駅弁山崎屋」さんに飛び込むと、やはり駅弁は予約分以外すべて完売。「すみません、予約しておいたぱんだです・・・」と名乗ると「ああ、お待ちしてました」とお店の方がにっこり。おまけに「今これ人気あるんですよ~、召し上がってみてください」と海鮮煎餅までおまけにつけてくれたありがとう~(´;ω;`)ウッ… そんなわけで無事駅弁をゲットして新幹線に乗り 海鮮煎餅は甘くないクッキーみたいな厚みと濃厚さ。すごく美味しかった、次はおみやげに買って帰りたい そんなこんなで数時間後に無事帰宅したのでした。 それにしても「ホテルハイマート」さんの駅弁はすごかったです。私がこれまで食べてきた全国各地の駅弁の中で(有名ものはだいたい押さえてると思います)、最もインパクトが大きかった。「磯の漁火(1,250円)」は過去各賞をたくさん受賞してきた有名駅弁だそうで、新潟産コシヒカリの大きなおにぎり(鮭&梅)がたっぷり味わえる上に日本酒が欲しくなるおつまみがズラリ。どれも「さすがホテルメイド」と思わせる高級仕出し弁当的な美味しさでした。ダンナさんと「どっちがどっちのおかずを食べるか」で慎重に相談したくらい。 しかしそれをはるかに凌駕するすごいインパクトが、名物「鱈めし(1,200円)」にはありました。これ現在は首都圏の駅弁祭り&フェア等に出ていないので、直江津か上越妙高まで来ないと買えないんですよ。なので是非とも食べてみたかったのです。 一見地味にも思えなくもないこのお弁当がほんっとう~~~にすごかったo(゚ロ゚o)骨ごといただける棒だらの甘露煮とたらこが主役で、特に「たらこってこんなに美味しかった!?」と驚くほどの軽く炙ったたらこの美味しさもすごかったですが、添えられているおかずがどれもすごい。かずのこのわさび漬けも、私わさび漬け苦手なのに美味しかったし、鱈の親子漬け(鱈の身とたらこの和え物)がまたすごい。梅干しも大きくて美味しい。錦糸卵や昆布の佃煮も「このお値段でこんなに入れてもらっていいんですか!?」と言いたくなる豪華さ。本当に美味しいです。ぜひみなさんに知ってもらいたい。いやーもう2か月以上前(遅くなってすみません(*- -)(*_ _))の話なのに、書いていたら思い出してリアルに唾液が・・・「鱈めし」の掛け紙、底側が「ホテルハイマート」さんの地図になっていました。それくらい名物、代表作なのだと思います。だってすごかったもん。絶対また食べたい。 そんなこんなで美味しかった新潟日帰り遠征、こんな遠回りを惜しげもなくできたのは「週末パス」のおかげでした。東北へ行くには北限がけっこう厳しい週末パス、新潟方面ならこんなにお得!と実感できた遠征でした。ごちそうさまでした(○´∀`)ノ