カテゴリ:懐かしい中国・台湾料理
昨日の火鍋の際の主食、ごはんでも麺でもよいのですが、今回はコレを作りました。つまみにも主食にも、或いは軽食にもイケる便利なヤツ、葱油餅(ツォンヨウビン)↓
むか~し「美味しんぼ」の単行本で見て以来、「ねぎもち」と呼んで作り続けた子供の頃からのレパートリーですが、実はこれ、中国で食べたことないんです(笑)私がいたのはあまり点心を食べない地域だからだと思います。 代わりによく出て来たのはこれに似た別の名前のヤツなんですが・・・それについてはまた別途取り上げます。今回は「葱油餅」について。 これ、作り方がとても面白いです。下記で詳しく説明していますが、小麦粉を練った生地にねぎをいっぱいのせた後、ぐるぐる巻いていくのが面白い!この「ぐるぐる巻き×2」の工程のおかげで生地に層ができ、ねぎと塩、油の味が染みて美味しくなるんです。表面はパリッと、中はモチっとしていて、シンプルながら後を引きます。 油を多めに使えばよりサクッと、パイに近い感じに出来上がりますが、この時はたっぷり油の浮いた火鍋のお供だったので若干控えました。レシピには標準的な分量を記載しておきますので、お好みで加減してください。 塩味がついているので私はそのまま食べるのが好きですが、お好みで酢醤油をつけると美味しいです^^また、生地に使う油は今回はごま油を使用していますが、葱油や鶏油など、風味のある油を使うと美味しいです。もちろん、サラダ油でもOK! これ、お子さんは絶対面白がると思いますよ。小さいお子さんがおられる方はぜひ、生地を巻くのを一緒にやってみてください^^ ≪生地をぐるぐる、もいちどぐるぐる!中国のねぎもち「葱油餅」≫レシピ:直径20~22cm1枚分 <材料> ・薄力粉 1カップ(100g) ・打ち粉(強力粉または薄力粉) 適量 ・長ねぎのみじん切り 1/2本分 ・塩 適量 ・油(ごま油、サラダ油など) 大さじ1以上 1) ボウルに薄力粉と塩少々を入れて混ぜ、水60cc程度を少しずつ加えて硬さを調整し、大体まとまったら手で5分ぐらいこねてひとまとめにし、ラップで覆って30~40分ほどねかせる。その間に長ねぎをみじん切りにしておく。 2) 1)の生地を打ち粉をした台に置き、麺棒でできるだけ薄くのばす(生地を柔らかめに仕込んでおくとよくのびるので、扱いづらいですが1)の際に水をやや多めにするとよいです)。今回は38×28cmぐらいにのばしました。いびつになっても、この後巻くので気にしなくてOK! 3) のばした生地に油をまんべんなく塗り、塩を振ってねぎを散らし、端からくるくる巻いて棒状にする(この時油を多めに使うとサクッとします)。こんな感じ↓ 4) 棒状にしたものを、さらに渦巻状にぐるぐる巻く↓ 5) これを再び麺棒で薄くのばし(フライパンの大きさに合わせてください)、油を敷かないフライパンで時々裏返しつつ両面に焼き目がついたらできあがり! ★成型の仕方はいろいろあって、一度ぐるぐる巻いたのを立てて上からギュッ!とつぶす方法もあれば、単純にパイのように折り重ねていく方法もあり、人によって違うようです。私は子供時代からの「美味しんぼ」方式を採用していますが、お好みのやり方でどうぞ!^^ ★中に入れる具はねぎに限らず、ニラを使ったり、ねぎと一緒にハムのみじん切りを入れても美味しいです。こちらもお好みで工夫してみてください。塩気はあった方が美味しいです。 ★焼いた状態で冷凍しておけるので、多めに作って朝食やブランチにしても便利ですよ! ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.21 16:28:22
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