2008/05/25(日)11:18
もきゅもきゅした食感がたまらない!モツとハチノスの四川風香味炒め
ダンナさんも私もモツやハツなど、内臓系のお肉が好きです。独特の食感や凝縮感のある味わい、好きな方にはたまりませんよね。
そんな訳で、特に好きなハツとハチノス、食感が特徴的な二種類を中華風のピリ辛山椒風味に仕上げました。初めて食べたのは広東料理屋さんでしたが、どちらかと言えば四川の味付けに近いと思います、内臓の香味炒め。
いや~、かなり久々に食べましたが、ウマかった!
ハツのモリッとした食感、ハチノスのゴキュッ、モキュッとした食感に、ねぎ・生姜・にんにくの香り、山椒の爽やかさと唐辛子の程よい辛さが相まって、ご飯もビールもいくらでも進みます。
今回はハツとハチノスの組み合わせですが、モツやガツ、ホルモンなど、内臓ならどの部位でもOK。お好きな、或いは入手しやすい部位で作ってみてください。普通のお肉で作っても美味しいですが、一度内臓のを食べてしまうと、ちょっと物足りないかも^^;
内臓を調理する際は、どの部位でも大抵、下茹でを丁寧にすることで驚くほど臭みが抜け、舌触りも滑らかになります。下茹で済みのものを買った場合はそのままでOKですが、そうでない場合は必ず1時間以上下茹でしてくださいね。仕上がりが全く違いますよ^^
≪モキュッとした食感に爽やかピリ辛味がたまらない!豚ハツと牛ハチノスの四川風香味炒め≫レシピ:2人分
<材料>
・豚ハツ、牛ハチノスなどお好みの内臓 合わせて200~300g
・(あれば)下茹で用のくず野菜(人参、長ねぎ、生姜などの切れ端)
・長ねぎ 10cm
・にんにく 1かけ
・生姜 にんにくと同量
・赤唐辛子 1~2本
・(あれば)八角 1個
・花椒 小さじ1
・塩、コショウ 各適量
・サラダ油 適量
・酢、ラー油 大さじ1
・片栗粉 大さじ1/2
(水大さじ1で溶いておく)
(合わせ調味料)
・紹興酒または酒 50cc
・醤油 大さじ1
・砂糖 大さじ1/2
・水 80cc
1) 内臓はきれいに洗い、香味野菜を入れたたっぷりのお湯で1時間~1時間半程度下茹でし、食べやすい大きさ(ハツなら1.5~2cm角、ハチノスなら幅1cm×3~4cm)に切っておく。長ねぎ、にんにく、生姜はみじん切り、唐辛子は小口切りに。
2) 中華鍋またはフライパンにサラダ油を熱し、1)のにんにく、生姜、唐辛子と八角を加えて炒め、香りが出てきたら長ねぎの半量と内臓を加えて炒め、全体に油がまわったら塩・コショウで軽く味付けし、合わせ調味料を注いで蓋をし、5分ほど蒸し煮にする(八角は長時間煮込むと苦味が出るので、通常は5分煮た後、或いは蓋をする前に取り出してください)。
3) 味を見て足りなければ調味料を足し、OKなら水溶き片栗粉を流しいれて軽くとろみづけをし、仕上げに残りの長ねぎをのせ、酢とラー油を回しかけてできあがり!(酢が嫌いなら入れなくてもよいですが、入れると仕上がりが爽やかです)
★お好みでキクラゲ、ゆで卵を加えても美味しいです。また、盛り付けの際、下にレタスを軽く炒めたものや、塩茹でした青菜、もやし等を添えると栄養のバランスもよく、美味しく頂けますよ^^
★今回は比較的あっさりめに作ってあります。コクが足りないと思われる方は、油の量を若干多めにし、最初にオイスターソース大さじ1を炒めてから上記の順に調理すると、かなりコクが出ます。汁気をもっと多くして、どろっとした感じに仕上げても、さらにご飯に合って美味しいです。
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