世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

2016/11/21(月)09:36

ほろ苦い味の野菜が美味しくなってくる季節!トレビスのブルスケッタ&タプナード風グリル、牡蠣とほうれん草のリゾット、ラム肉の卵レモン煮など

美味しい!イタリア各地料理(121)

シーズンも終わる頃になると、冬野菜や煮込み料理っぽいものが食べたくなってきます。というわけで久々にごはん記事でも。     こちらは土曜日のブランチ。午前中~昼過ぎにかけて出かけており、帰ってから食べたのでけっこう遅めの時間です。 ◆豚肉と玉ねぎのトマト煮込み     出かける前に仕込んでおいたので、お肉も玉ねぎも柔らか~くほろほろに煮えていました。基本はギリシャ料理の「スティファード」の作り方(コチラ)で、スパイスは控えめに、ローリエは2枚使いました。玉ねぎはペコロスと普通の玉ねぎを両方入れてみました。ペコロスは見た目はかわいいのですが、私は味は普通の玉ねぎの方が好き。でもつい買っちゃう(笑)風味付けのお酒は梅酒少々を使用。美味しくできました。 ◆カリフラワーのパスタ     これも前に作ったことのある煮込みパスタに近いものですが、今回は時短のため以下のような作り方で作りました。 1) 小鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩を加えてカリフラワー1/2房を柔らかめに茹で、茹で上がったらざくざく刻む。 2) 1)のゆで汁でお好みのショートパスタ(2人分で100g)を茹でる。 3) フライパンに切り込みを入れてつぶしたにんにく1かけとオリーブオイル大さじ半分、粗く刻んだアンチョビ2尾を入れて最初弱火で香りを出し、香りが出てきたら火を強めて1)のカリフラワーを入れ、焦げ目がつかない程度の火力で炒め、2)のゆで汁おたま1~2杯を加えて固さと塩気を調整。 4) 茹で上がったパスタをざるにとり、ざっくり水気を切って3)のフライパンに入れ、弱火~中火で混ぜ、余分な水分が飛んだら火を止める。 5) 皿に盛り、刻んだイタリアンパセリを散らしてできあがり!     アンチョビを2尾使うとけっこうな塩気になってぼやっとした味のカリフラワーが締まるので、ダンナさんは殊の外美味しく感じたようです。イタリアンパセリが買えずに実はパクチーを使いましたが(笑)ありだと思います╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! ◆トレビスのブルスケッタ     苦みのあるトレビスがちょっと前から食べたくて、ようやく買えたので生と過熱と両方で食べてみました。 まずは生で食べる版。トレビスの葉っぱ2~3枚を洗って食べやすくちぎり、塩・コショウ・オリーブオイル少々で和え、削ったパルミジャーノを混ぜ、トーストしてにんにくの断面を塗ったパンにたっぷり。     イタリアでよくある食べ方だそうですが、初めてなのでもう一工夫できたなという感じ。トレビスは少し水気が残るぐらいフレッシュな感じの方が良さそうなのと、レモン汁が少し入った方が美味しかったかも。基本かなり美味しいものだと思うので、次はそうしてみます。 ――という若干の心残りを踏まえたその日の夜。     ◆トレビスのタプナード風グリル     今度は加熱版です。これも初めてつくりましたがとても美味しかった。 ブラックオリーブ6粒(種を抜く)、ケッパー小さじ1弱、ノンオイルのツナ缶半分、アンチョビ1尾をフードプロセッサーにかけ、ちょっとパサついたのでマヨネーズちょっぴりを加えてまろやかさをプラスしたソースを縦1/4に切ったトレビス2切れ(1/4個分×2切れ)の葉っぱの間に適当に塗り付け、180度のオーブンで10分程度焼いただけ!簡単!!!     ブラックオリーブ+ケッパー+アンチョビのタプナードソースは美味しいですがかなり味が強いので、苦みの強いトレビスにそのまま合わせると角が立つというか、ソリッドすぎる感じの味なので、ツナとマヨネーズがいい感じに和らげつつボリュームも出してくれて、かなりいい感じに仕上がりました。これお気に入り認定です。 ◆牡蠣とほうれん草のリゾット     冬の定番ですね。気が付いたら牡蠣がお安く出回り始めていて、季節が廻ったんだなあと実感。 この組み合わせはグラタンでも無敵に美味しいですが、翌日グラタンを作るつもりだったのでこちらはリゾットに。 作り方はいたって簡単です。 1)牡蠣100gは洗って軽く水気をふき取り、オリーブオイル少々を熱したフライパンで焦げ目がつくまでしっかり両面焼いて取り出す。 2)スライスした玉ねぎ大1/4個(小なら半分ぐらい)を1)のフライパンで炒め、しんなりしたら洗って水けを切った米1/2~3/4合を加えて炒め、水3カップぐらいを徐々に加えながら蓋をしないで10~15分ほどかけて煮る。 3)米が食べられる程度の固さになったら、3~4cm長さに刻んだほうれん草お好みの量(これはかなり多め、1/2束ほど入っています)と1)の牡蠣を入れ、全体があったまったら塩で味を調えてできあがり!     牡蠣&ほうれん草はどんな味付けにも合うすごい組み合わせで、バター&ブイヨンで正統派西洋風に仕上げるのはもちろん、中華風の味付けでもアジアンでも和風でもどれも美味しくできてしまいます。すごいなあ~。この時はトレビスがかなりしっかり味だったので、塩と野菜ブイヨン少々であっさり味に仕上げました。ほうれん草をたっぷり美味しくいただけます╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ! ◆ラム肉の卵レモンソース煮     本来パスクワ(復活祭)のお祝い料理なので季節が真逆ですが(笑)前々から試してみたかった「卵+レモン」味(イタリア~地中海近辺の国のお料理で時々見る作り方)。たまたまスーパーで安く買えたラムの薄切り肉で試してみました。 1)ラムは大きめにカットして塩コショウをまぶし、玉ねぎ1/4個は粗みじん切りに。レモン1/2個は皮をそいでおく。 2)煮込み鍋にオリーブオイル少々を熱して1)を炒め、白ワインちょっぴりを入れてアルコールを飛ばす…代わりに白ワインビネガー少々を加え、レモンの皮とレモン汁も絞り入れる。 3)2)を30秒ほど煮詰めてからひたひたよりちょっと少なくなる程度の水を加え、蓋をして10分程度煮(今回は薄切り肉を使ったからで、大きめのお肉ならもっと時間をかけるといいと思います)る。 4)テーブルに出す直前に温め返し、溶き卵1個を注ぎ入れて混ぜ、固まらないうちに火からおろし、とろとろの状態で盛ってできあがり!     これも美味しかったですね~。ラムの味がかなりまろやかになるので、言われないと気づかないかも知れないくらい。ラムが苦手な人でも食べられそうです。なんといっても「卵が固まらないうちに火からおろす」が最大のポイント!! というわけで、冬っぽいお料理が美味しい季節に、いつの間にかなっていたなあ~。 昨日でJ2・J3リーグも終わり、思うところもありますがまたまとめは別途! 今日も寒いので、あったかくしてお出かけしましょうね~

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