カテゴリ:北欧・東欧・中欧料理
毎年クリスマスぐらいはレシピ記事を上げているつもりでいたら、昨年はアップしていませんでした。…ということにイブの朝に気が付きました。今年はこんな感じでした
あっ、ツリーを入れ忘れたのでやり直し。今年のツリーはペロリンとベイスたんが担ってくれました☆(゚∇゚☆)(☆゚∇゚)☆) 今年のメニューを決めるにあたり「昨年ってどんな感じだったかな?」と検索したら書き漏れていたので(ダンナさんがクリスマスにインフルやったからかと…)、1年遅れですが載せておきます。昨年はこんなでした。私頑張ったなあ、メインは豚ヒレ肉のステーキ、サイドはほうれん草のグラタン風とにんじんキャセロール、それにパスタも2種類作ってる…えらい…。パスタはフォアグラのペンネとじゃがいものニョッキトマトソースだったみたい。すごく美味しかった記憶が蘇ってきました(笑) お肉が厚かったので火入れに苦心しただろうなと思います。 ケーキはSuicaのペンギンケーキを予約して池袋まで受け取りに行きました。 そんな昨年に比べ”ぶっつけ”感漂う今年のメニュー。改めて振り返ります。 ◆北欧風ディップ三種&パン ちょっとごちそう風に食卓をカラフルにしたい時やゆっくり食事をしたい時、ディップがあるといい感じです。少し前に北欧の雑貨や食品を取り扱う「アクアビットジャパン」さんのセールでにしんのマリネを買って残りを冷凍していたので、それを解凍したカレー風味のマリネと、軽く茹でて千切りにしたムササキキャベツにそのマリネ液を混ぜたもの、中央はサワークリーム+玉ねぎのみじん切り+明太子。間違いのない、かつ北欧~ロシア辺りっぽい組み合わせです。魚卵はトビッコやイクラでも。 パンは横浜「ウチキパン」さんのライ麦入りのものと、ムーミンベーカリーのスニフの黒パン。どちらもこの手のディップに合うタイプ。 こんな感じでいただきました。サワークリームのがダンナさんには特に好評でした。美味しいもんねえサワークリーム+魚卵って。 ◆毛皮のコートをまとったにしん ロシア料理です。とは言え似た感じのものが北欧一帯で食べられているようです。こちらも「アクアビットジャパン」さんでビーツの瓶詰を買えたので作りました。ビールにもワインにも合います。 作り方は簡単。 三層構造になっているのですが、いちばん下は「茹でて粗みじん切りにしたじゃがいも1個+マヨネーズ、生クリーム、プレーンヨーグルト各大さじ1+塩コショウ」、中央は「にしんのマリネ(ディル風味、これまた上述「アクアビットジャパン」さん)+玉ねぎのみじん切り+マヨネーズ+ヨーグルト少々」、いちばん上が「瓶詰のビーツの水気を切って粗みじん切り+塩コショウ+マヨネーズ少々+砂糖ひとつまみ」を混ぜたもの。 それらをラップを敷いた器に逆の順番(ビーツ⇒にしん⇒じゃがいも)の順に詰めていき、最後に軽く押して固め、しばらく冷蔵庫で休ませて、盛る際にきゅうり(本来添えませんがポテサラには合うので)を添え、上に茹で卵のみじん切りを飾って完成。本来はにしんの塩漬けを使うようですが、マリネでも問題なく合います。ポテトサラダと考えればマリネでOKのはず。ビーツの赤が映えますね ◆フィンランド風にんじんキャセロール ここ数年、クリスマスには毎年作っていますがその時の気分で味付け(甘みのつけ方)を変えるので飽きません。今年ははちみつ、昨年はメープルシロップで甘みをつけました。作り方はおととしのエントリのこちらをご覧ください。 ◆ブロッコリーのキャセロール 赤い野菜に対して緑の野菜が欲しくなり、フィンランド風にはない料理ですがどうも毎年ほうれん草とかブロッコリーとかズッキーニとかのを一皿添えてしまいます。今年はブロッコリー。 どちらかと言うとアメリカっぽい料理になりますが、だいたいの作り方は 1)ブロッコリー2/3個はレンチンし、茎ごと粗みじん切りにする。 2)玉ねぎ1/4も粗みじんに。 3)溶き卵1/2個分、1)、2)、塩コショウ、粉末のチキンスープまたはブイヨン少々、ごはん30~40g、シュレッドチーズ適量、生クリームまたは牛乳(濃いもの)大さじ2ぐらいを適当に混ぜ、バターを塗ったグラタン皿に盛って上からもシュレッドチーズをかける。 4)200度に予熱したオーブンで15分~20分、おいしそうな焼き目がつくまで焼く。 的な感じです。分量は適当に調整ください。今回はこの分量で作りましたが、ブロッコリーはもっと増量してもよかったかも。(つまり緑の野菜をもっと食べたかった)今回つくったお料理の中では比較的はっきりした味なのでアクセントがつきます。アメリカだとキャンベルのクリームスープをそのまま入れて作ったりするようですが、それだとさすがに塩分とカロリーが心配。。。 ◆ラムラックのグリルとごぼうグラッセ ダンナさんのお誕生日とか結婚記念日とか、そういったイベントのたびに「羊!」と迷わずリクエストされるので、いい感じのラムラックが買えそうな時には少し前からでも買って冷凍庫に入れてあります。 もう10年ぐらい(いやそれ以上かな)ラムラックを何度となく焼いてきているので、失敗しそうな例や味の好みもわかってきて、夫婦世帯の我が家の場合、ニュージーランド産のラムラック(背骨処理済みのもの)で、大きさが400~500gのが一度に焼く分量としてちょうどよいです。それよりも大きい場合には2つに切り分け、2人分×2回分として使っています。なぜニュージーランド産かというのは、同じく日本の通販で簡単に入手できるオーストラリア産と比べ肉質が柔らかく香りがソフト(我が家好み)で食べやすく、価格も手頃だから(だいたい2千円~3千円未満)。毎回同じお店で買っているので間違いもありません。一度国産のを買ってみたいのですが、売り切れ続きでなかなか買えないんですよね…。 味付けは毎回気分で調整しますが、今回は前日に解凍して塩コショウ、スライスしたにんにくとオレガノをすりこみオリーブオイルで撫でつけて冷蔵庫に一晩入れ、焼く1時間ほど前に冷蔵庫から出してレモン1/2個分を絞り、最初にフライパンで表面を焼き付けてから180度のオーブンで30分⇒その後全体にラップをかけて電子レンジで2分加熱したものを、最後にアルミホイルで覆って15分休ませました。 それでベストの焼き加減でした。本来お肉をローストする場合「電子レンジ加熱」は行わないものですが(NGだと考える方の方が多いと思う)、中まで火が通っているか不安な時はこれをすると、我が家のオーブンレンジの場合ちょうどよくなるのです。オーブンの大きさや加熱のクセ、お肉の大きさによって違いが出てくるので、その辺りはお好みで。 添えたごぼうのグラッセは、最初にかぶる程度の水+ブイヨンで柔らかくなるまで煮、最後にバターとラム肉の焼き汁を絡め、必要に応じて塩コショウや少々のお醤油で味付け。ごぼうはジビエによく合います。ベルギーあたりではこんな風にして食べられているようです。 そして今年のケーキはこれでした。ブラックサンダーアイスケーキ 今年はずいぶんいろんなブラックサンダーを食べまくったので、見つけた際に「これだ!!」と思いました(ΦωΦ)フフフ… ネットで予約できたので、受取場所を自宅最寄りのセブンイレブンに指定。 カロリーは見なかったことに・・・ 味はものすごくブラックサンダーで、食べ応えがかなりありました。2人だと3~4回分ですね。こういう時、冷凍しておけるアイスケーキは助かります。 ああよく食べた、美味しかった・・・ヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。 40代になりダンナさんも食べる量がだいぶ減って来たので(私はそうでもない🐖)、毎年のこうしたごちそうや日々のごはんもちょっとずつ量を減らしてはいるのですが、さすがにこの日は1日1食で終わりました(笑) みなさんはどんなクリスマスだったでしょうか。 こうしてごちそうごはんも作り、ケーキも食べてしっかり太るところまでやり遂げたにもかかわらず、今年はどうも未だに「今年が終わる」実感がありません。喪中で年賀状作らなかったからかしら。 年の瀬の大掃除や帰省の準備等に追われている方も多いかと思います。そういう時こそ思わぬ怪我や事故等に遭わないよう、いつも以上に気を付けて、どうぞあったかくしてお過ごしください。 私は今度の土日に一泊で秋田へ行ってくるのが今年最後の大移動となりそうです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.12.26 07:49:04
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