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カテゴリ:天気・季節の話
ハリケーン「カトリーナ」の被害状況がだんだんわかってきました。
死者数千人とアメリカ史上最悪の自然災害になりそうとのこと。 被害の大きいニューオーリンズは、海抜0m以下のところが多く、水が抜けにくいそうです。 救助の難航、治安の悪化が気になります。 『ハリケーン』とは、カリブ海やメキシコ湾、北部大西洋、北太平洋東部で発達し、中心付近の最大風速が32.7m/s以上になった熱帯低気圧のことをいいます。 ちなみに、発達した熱帯低気圧は、北部太平洋西部で発生すると『台風』、インド洋で発生すると『サイクロン』に分類されます。 気になる台風は、現在、台風13号が中国大陸に上陸し、台風14号は13号と同じような進路をとっています。 14号は、これから進路を北向きにして日本に向かってきそうなので、注意が必要です。 台風は、その特徴を「強さ」と「大きさ」によって分類して表現しています。 今朝の時点で14号は、『大型で非常に強い台風14号』ですが、明日には『大型で猛烈な台風14号』になりそうです。 ■強さの階級分け <最大風速> 強い 33m/s以上~44m/s未満 非常に強い 44m/s以上~54m/s未満 猛烈な 54m/s以上 ■大きさの階級分け <強風域の半径> 大型(大きい) 500km以上~800km未満 超大型(非常に大きい) 800km以上 ちなみに、強風域とは平均風速15m/s以上、暴風域は25m/s以上の範囲のことをいいます。 先日、首都圏に直撃した台風12号は、最大風速40m/sと強い台風でした。 ハリケーン「カトリーナ」の最大風速は70m/sだったと伝えたれています。 画像は、気象庁ホームページより引用した、気象衛星画像(赤外)です。 台風14号が発達し、『台風の目』がはっきりわかります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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