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テレビ・新聞が報じないお役に立つ話

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2021.10.21
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下記の記事はヨミドクターデジタルからの借用(コピー)です。


最近は、高齢になってもパートナーを見つけるために結婚相談所に登録している人が増えているといいます。2016年の厚生労働省の人口動態統計特殊報告によると、男女ともに64~68歳の婚姻件数が増加しています。ある結婚相談所のサイトを見ますと、今までのご成婚の最高年齢は男性会員83歳、女性会員73歳ということですので、「人生100年時代」が実感されます。
男女双方の思惑が一致
 しかし、高齢者が結婚する場合には、家族に反対されることが非常に多いようです。特に多くの財産がある高齢男性の家族にとっては、結婚で「見知らぬ女性に財産を持っていかれる」との心配が大きいのでしょう。
 高齢になってパートナーを探す理由には、男性は「身の回りのことを世話してほしい」、女性は「将来の生活費が心配」が多いようです。高度成長期に男性は仕事に明け暮れ、女性は専業主婦として家庭を守ってきたことの弊害が、そこに出ているように思えます。仕事中心の男性は掃除・洗濯や食事など身の回りのことを妻に任せていたので、離婚や死別をした途端に生活が乱れます。一方、専業主婦の女性も、夫と別れると金銭的に生活が苦しくなります。その両者の思惑が一致するのも、高齢者の婚活の特徴かもしれません。
 特に男性の場合は、身の回りの世話をしてくれる家政婦さんのような役割を結婚相手に求めますので、上から目線になりがちです。また女性の場合は、経済力がないために結婚するので、どうしても文句を言わずに辛抱強く世話をすることになります。長年連れ添った夫婦でも、このような関係はあまり好ましくないと、何度もこのコラムに書いてきましたが、全くの赤の他人が高齢になってこのような関係になると、かなりまずいことになりそうです。パートナーに「死んでほしい」と思うこともあり得るでしょう。
新しいパートナーには対等な目線を持って
 以前のコラム「『夫に早死にしてもらいたい妻たち』はいます」で、私たちが既婚女性(平均年齢46.4歳)にアンケート調査を行ったところ、約半数の妻が夫の早死にを望んでいたことを書きました。離婚をすれば生活に困ってしまう妻が、夫からのストレスにさらされている姿も浮かび上がります。極端な場合、これは“事件”にも発展しかねない状況です。
 なんとか熟年期まで夫婦生活を維持していたなら、対等な関係を築き、互いに依存しない生活を目指して、人生の最後まで継続するようにがんばりましょう。また、熟年期まで独身の方は生活力もありますので、新しいパートナーには対等な目線を持って接することが大切だと思います。(石蔵文信 大阪大学招へい教授)


「夫に早死にしてもらいたい妻たち」はいます

ストレス源になる夫が長生きすると妻の寿命が縮むようですので、夫の早死にを望む妻は少なからずいるようです。私たちが1217人の既婚女性(平均年齢46.4歳)にアンケート調査をしたところ、約半数の妻が夫の早死にを望んでいたから驚きました(「妻の病気の9割は夫がつくる」マキノ出版)。
それでも別れない理由
 夫の早死にを望んでいる妻には、「そんなに嫌なら、離婚でもすればいいじゃないか?」と考える人もいるでしょう。しかし、離婚には主に「三つのハードル」があると言われています。
1.離婚がすんなり決まる例は少なく、財産分与や子供の親権に関してはかなりもめますので、弁護士を雇って争わなければならないでしょう。
2.子供の親権以上に問題になるのが財産分与です。現金だけなら、まだ分けやすいのですが、多くの方にとって財産と言えば土地や家屋です。それをどのように分けるかは、かなり厄介な問題でしょう。
3.離婚という家庭騒動が、白日のもとに 晒さら されるのもつらい話です。うわさ話のネタにもなるでしょう。
ある意味自然なことかも…
 このような様々な理由から、離婚に難色を示す妻は多いようです。ある程度慰謝料や財産をもらっても、十分な仕事ができなければ、毎月の生活に困ってしまうでしょう。そのために離婚をしたくてもできない妻は、少なからずいるようです。離婚もできない上に、夫からのストレスにさらされている妻が、夫の早死にを望むのは、ある意味、自然なことかもしれません。ジャーナリストの小林美希さんはこのような夫の早死にを望む妻に関して取材し、2016年に「夫に死んでほしい妻たち」(朝日新書)を出版されました。夫にはショックな内容ですが、そうならないように、よく読んでしっかりと勉強しておいてください。
「小さな復讐」にも気をつけて
 以前紹介した「旦那デスノート」というサイトがあります。このコラムを書くために、久しぶりにのぞいてみましたが、相変わらず「夫に死んでほしい妻たち」が、とんでもないことを投稿しています。特に、本当に夫が亡くなった方の投稿には、多くの共感や「羨ましい」と言う声が殺到しています。気の弱い男性は、あまり見ないほうがいいと思いますが、後学のため、勇気を出してのぞいてみてもいいかもしれません。
 このように、夫が原因のストレスから逃げ場を失った妻たちは、本気で我々の早死にを望むようです。それほど強いストレスを感じていない妻にも、夫に嫌がらせすることで発散している人がいます。例えば、夫の歯ブラシでお風呂を掃除して、そのまま元に戻すとか、みそ汁に鼻くそを入れるというような、夫には気づかれない小さな 復讐ふくしゅう をしている妻は少なくありません。
「夫は貞淑な妻だと思っています」
 このようなコラムを紹介した時、夫側から「健康被害が懸念されるような話はすべきではない」とのお叱りをいただきました。しかし、何も知らないと本当に健康被害が起きる恐れがありますので、この場を借りて啓発したいと思います。今後は、歯磨きの前にはしっかりと消毒したほうがよさそうです。
 ある番組で、このような復讐をしている妻たちと同席したことがあります。休憩の時に恐る恐る「夫の前でも文句を言うのですか?」と聞いたところ、「夫は貞淑な妻だと思っています」と、皆さん答えられました。いつも文句を言っている妻より、おとなしい妻に注意したほうがよさそうですね!(石蔵文信 大阪大学招へい教授)





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最終更新日  2021.10.21 08:30:07
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