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原田誉一の電脳通信

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2005.09.09
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テーマ:身辺雑記(4862)
カテゴリ:独露研修記
いっぽん海ヘビトンボ漂読記
いっぽん海ヘビトンボ漂読記

椎名誠『いっぽん海ヘビトンボ漂流記』(本の雑誌社、2003年)を読む。
帰宅途中の電車内で同書57頁に目頭が熱くなる。


送られてきた本で、たちまち読んでしまったのは、『独露研修記』(原田誉一/文芸社)であった。

ドイツとロシアを大阪の学校の先生たちが環境問題をテーマに旅する話で、自費出版のようでもあるから、まあプロの旅行記とはちょっと違うが、逆に言えば、営業出版のあざとさがなく、この旅話の数々を実に「ああそうなんだろうなあ」と素直に頷きながら読むことができるのである。
この本で著は自分のことを「われわれ」と表記している。
複数の研修団の旅であるから「われわれ」は実に自然である。

そういえばわが著書に『わしらは怪しい探検隊』というのがあった。
もう二十数年前に書いた本で、そのころは「わしら」という言い方がなんだかすごく気に入っていた。
「わしら」の「ら」が重要なのであって「わし」ではだめなのだ。
「わし」ではモロに正真正銘のおとっつぁんになってしまう。



『本の雑誌』で椎名さんが『独露研修記』を紹介してくれた文が、今度は椎名さんの本に出ていたのである。

『いっぽん海ヘビトンボ漂流記』を知ったのはつい最近のことだ。

「おすすめ新着」にあるぶっく1026さんの記事(2005.8.24)に、椎名誠著『読書歯車のねじまき仕事』(本の雑誌社、2005年)が紹介されてあった。

読書歯車のねじまき仕事
読書歯車のねじまき仕事

本書も「本の雑誌」に毎号連載している読書エッセイをまとめたもの。(2003年5月号~2005年5月号)ほとんど現時点の話ということになる。内容はほとんど読んでいるはずなのだが、また買ってしまう。

そうか、『本の雑誌』に椎名さんが書いたエッセイは本になるのであった。
2001年12月号、『独露研修記』が紹介された号も本になっているのでは。
調べてみると『いっぽん海ヘビトンボ漂流記』がどうもそうらしい。
さっそく図書館に行き問い合せた。
そうして届いた『いっぽん海ヘビトンボ漂流記』をこの日ていねいに読んだのである。

それにしても2003年4月出版の同書の存在に今まで気づかなかったとは迂闊であった。
ぶっく1026さんのおかげである。
ありがとうございました。





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最終更新日  2005.09.11 07:45:37
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