2004/05/12(水)00:04
バンコック到着一日目。(20年前)
カトマンドゥからバンコック。
「バンコク」とどっちが日本語の表記としては良いんだろう?
実際は「クルンテープ」という呼び名を現地の人は使うから、なかなか統一されないのかもしれない。
H先輩の仕入れた人づての情報では、タイは王国なので英語も通じるところが少ない、ということだった。
んで、とにかくこの3つの言葉だけ覚えておけば何とかなる、ってH先輩が同じく貧乏旅行者から聞いたタイ語。
H先輩の渾身の指導で良く覚えていて、今でも言える。
「パイ、クルンテープ、マイ」(「バンコクに行くのにはどうすればいいですか?」)
「クンソワエ」(「キレイですね。」)
「タウライ」(「いくらですか?」)
…これだけ…。何とか…した。旅行者の知恵、と思った。
タイに着いたのは夜遅くだった。
機内で日本人の女性2人と男性1人と一緒になった。
男性の人はネパールの太鼓を勉強していて、池袋でカルチャーセンターの講師もしているということだった。
ちょっと調子のいい人だった。
スルジェに前に一面識あっただけだったらしいけど、ずいぶん親しげにふるまっていた。
夜遅かったので、ホテル街がどこにあるかもわからない。
相場もわからない。勘だけが頼り。
いっこ見つけた。…ラブホテルだった。
とにかく荷物を降ろしたい。
んで、このホテルと交渉。何とか入れてくれた。
2部屋分確保した。
ようちゃん2号、初めて入ったラブホテルは男性3人。
ベッド・布団・浴槽、全部、丸かった。
ベッドに寝そべって上を見たら鏡があった。これも丸かった。
鏡に映るH先輩とようちゃん2号。…なんか情けなかった。