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2005年08月08日
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テーマ:日記(1673)
とっかかりが難しいからといって、表現をしないと息が詰まる感じなので、大雑把に表現してみる。


わけがわかっているように言う(言える)人、あるいは、したり顔で言う(言える)人を見ると、欠落しているものがあると感じることがある。
(あくまで、ようちゃん2号的にだよ)

わけがわかっているように言える人、したり顔で言える人ほど、「自分は道徳を身に付けている」と勘違いしているのではないか?って思うのね。

こういう人に欠如しているものは、大雑把に言うと「ためらい」…?かと思う。

ところが、「ためらい」がないがゆえに、こういう人こそ道徳的であると見る人が多いかな?って思う。

そして、道徳的に見える人に群れたがるように思う。

「ためらい」をすこしでも持つがゆえに、「ためらい」を持たない人をもちあげているのではないか?って言いたい。
(実際、「ためらい」を切り捨てて、うまく行っている人はいるとは思うのね)

「ためらいを持つがゆえに、ためらいを持たない人に魅力を感じ、迎合する」のではないか?

んで、これを掘り下げると、「ためらいを持つ自分は善くない」という価値判断、ものさしがあるように思う。

そして、「ためらいを持たない自分になりたい」という内的動機と「ためらいがない人がうまく行っているように見えるから、自分もためらいがないように人には見せよう」ってなるのかな?

簡単に言うと大勢の人が「ためらいは悪い感情で、切り捨てなければならない」っていう学び方をしている感じ…。

そして、こういう考え方をする人がだんだん多くなっていると感じることが、ようちゃん2号の息苦しさのひとつになっているかもしれない。

単純に「ためらい」を切り捨てる方向へ進むベクトルが働いているように思うのね。

「ためらいを持つのは甘えだ」っていう、鉈でぶった切る考え方を安易に採用している感じがする。


よく日記にしていることなのだけれど、ようちゃん2号がハウツー本について欺瞞を感じるのは、こういう構造を持つものが多いと感じるからかな?

「肯定的に考えましょう」っていうのが、おおかたのハウツー本だと思うのね。

これ読んで、「そうか肯定的に考えれば良いんだ」ってやるんだけれど、それぞれの人が持っているはずの「ためらい」について、無感覚にされている感じがする。

無意識の中で「ためらい」を切り捨てよう、切り捨てねばならない、切り捨て方を知りたいってやっている感じがする。
(あるいは「ためらい」を見ないようにする、放り投げる、そのやり方が知りたいように思う)

「ためらい」の切り捨て方は他にもあって、宗教なんかもそのような構造を持っているような感じがする。

全部が全部とは言わないけれど、とにかくそういうものを使って、うまく「ためらい」を切り捨てられた人が、「ためらい」を持たないがゆえに、大鉈を振るっちゃうという構造だな。

そんで、「ためらい」がないかに見えるそういう人を見て「すごい、そんな宗教ならやってみよ」って思う感じがする。

「皇国史観」「自虐史観」っていうのも、「ためらい」を切り捨てるという面では両方同じに見える。

本人たちは自分らこそ、道徳を身につけていると勘違いしている感じがする。

「ためらい」がなぜ発生するかについて、前に日記に引用した文章で説明ができるかと思うので、もう一度引用してみる。

以下↓引用。
-----------------------------------
(『子供はわかってくれない』内田 樹 著 より)
ところが、自分に向かって語りかける母親のことばを聴いているとき、子供はまだことばを知りません。しかし、すでにことばによるコミュニケーションの現場に引き出されています。子供は彼が生まれる以前に成立した言語に絶対的に遅れて生まれます。言い換えれば子供は「すでにゲームが始まっており、そのゲームの規則を知らないままに、プレイヤーとしてゲームに参加させられる」という仕方でことばに出会うわけです。
 にもかかわらず、子供はやがて人々の語ることばの意味を一つ一つ発見してゆきます。それは、大人たちが「ことばには意味がある」ということを教えたからではありません。ある音声がなにかそれとは違うものを記号的に代理表象することができるという「ことばの規則」そのものをしらないままに、子供はことばの中に投げ込まれているから、知るわけがないんです。

(2月27日・日記。トラックバック)

(↓下記はやはり、内田 樹 の文章)
「資本主義の精神」という歴史的概念について、ウェーバーはそれをあらかじめ一義的に確定してから論を進めることを自制する。
そうではなくて、「資本主義の精神」は、それが歴史的連関の中で「有意」に機能しているような局面をひとつひとつ取り出してゆくプロセスを経て、概念的に把握されるというのである。
不思議な論法だ。
「資本主義の精神」というキータームの定義を確定しないまま、「資本主義の精神」が関与している歴史的現象を研究しようというのである。
凡庸な社会学者なら、「一義的に定義されていない概念を用いて、当の概念の定義を満たすというようなバカな話があるか」と一笑に付すかもしれないけれど、さすがウェーバーは社会学の祖だけあって、器が違う。
ほんとうに「そういうもんだ」からだ。

(7月28日・日記。トラックバック)
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以上↑引用。

【道徳(どうとく)あるいは、倫理 (りんり) とは、社会や共同体において習慣の中から生まれ、通用するようになった規範のことである。法律などの規則とは意味合いが異なる。社会的習慣や礼儀・作法もその範疇にあるとされ、自然発生的な教えが多く、明確な定義はない。】(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)

日記投稿欄に疑問としてあげたことがあるのだけれど、「資本主義の精神」というものが、一義的に確定できないのと同じく、「道徳」についても【 】であげた内容を持つものであれば、一義的に確定できない、歴史的概念というようなものと言えると思う。

今、ここにあるかに見える道徳、あるいは、あるかに見えるんではなくて、実際にあるんだとしたらなおさら、その捉え方は、ウェーバー的に捉えざるを得ないはずなのに、一義的に定義されているという幻想があるように思う。

自分がことばを獲得する前にすでにあるという意味において、絶対的に遅れてきたはずの「道徳」ということばが、共同幻想によって一義的に定義されている、あるいは定義できてそれを手に入れた、と、勘違い、と言って悪ければ、早合点するところに、
そして、それを手に入れていると思われる人に安易に飛びつくところに、今の問題があるように思える。
(問題と言って悪ければ、まさに「ためらい」がないと思えるところに、ようちゃん2号の息苦しさの原因の答えがあるように思う)

ウェーバーのように、この構造が見えている(少なくとも感じている)人は、えらそうに言うことに「ためらい」があると思うのね。

あるいは、少なくとも慎重に取り扱うはず…。

「自分にはためらいがないのではないか?」と疑う(疑える)人、つまり「ためらい」がある人は、偉そうに言うことを差し控えそうでしょう?

そして、わけがわかっているように言う人、したり顔で言う人ほど、実はこのような構造が見えていないと思う。

見えていないからこそ、「そんなものは慎重に取り扱わなくてよい」とぶった切り、その傲慢・鈍感・暴力性に気が付いていないのが、今のいろいろな現状、風潮を作っている感じがする。

ふー、やっとわかってきたけれど、「ためらい」を差し控えない、そのありかた、やりかたに、ようちゃん2号は反応しているんだね。
(そして息苦しさにつながっている)

うーん、この日記が、「それが歴史的連関の中で「有意」に機能しているような局面をひとつひとつ取り出してゆくプロセスを経て、概念的に把握される」というアプローチをしているかどうかについては、自身で判断することは難しい感じ…。






最終更新日  2005年08月10日 13時39分57秒
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 だりあ@ Re:さあ歌おう♪(01/27) だりあさん >ひとりぼっちの夜の闇がやが…
 トイモイ@ そういうのは どーしたらいいのでしょうね

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