2006/10/28(土)23:42
本の一節。
本を読んでいて、書いた本人自身が気がついていなくて、でも、読んだ人に重要な指摘をしていることがあるかな?ってふと思った。
そう思ったのは、↓以下の文章。
(メモで書き取った不正確な文章なので、出典は明らかにしないほうがいいと思うのね。)
---------------------------------------------
「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる。」
自分以外の人の行動やあり方を変えることをあてにしていると、その人の状態に依存することになります。
---------------------------------------------
↑以上引用。
自己啓発の本の中で見つけた文章なのだけれど、目標を設定する時に「他人の行動やあり方を変える」ことを目標とすると、変えたいその人の状態に依存するという指摘だね。
ひっかかったのは、自己啓発の本自体が、他人の行動やあり方を変えることを意図しているのではないかという疑問なんだよ。
他人の目標自体をコントロールしはしないのだけれど、どこかおこがましい部分が、自己啓発の本にはあるような気がする。
少なくとも、そういうことに敏感で自覚的な人でないとコーチングっていうの、なんか押し付けがましいものになるような感じがする。