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2006/11/05(日)15:35

情報化爆弾の威力は???

未来予想(327)

情報化爆弾の威力は??? 情報化爆弾 という記事を見つけました。 ITの普及により、言葉や映像が、爆弾と同じような威力があることを警鐘を鳴らしています。 松岡正剛 ----------引用--------- 世の中の推移を見るには、大脳主義者ふうの唯脳論や言語主義者ふうの素朴意味論者やMBAふうの予測に走る経済主義理論では、まったく役に立たないのだ。「脳と言葉」「経済と機械」をいつも連動させて見る必要がある。 (中略) 情報社会というなら、文字や書物が生まれてこのかた情報社会ではなかった歴史などはない。ユビキタスだとか電子経済だとかウェブ社会というのはそうではなくて、「何事も高速大量に情報にして、判断を情報化に即して了解してしまう社会」なのである。ようするに自分のアナロジーが奪われていく社会なのだ。 「これからは、おそらく光学的密告時代が加速するでしょう」。 ----------------引用終わり-------------------- 現在の日本は、「怪物化したメディア」=「戦争の武器」と本来意識していなければならないにもかかわらず、本来重要な国民にとっての安全保障に関する報道が流れてこない(意図的に流さない)体質に慣らされてしまっているのではないでしょうか? そして、重要な情報が、デジタル情報ではなく、アナログ情報に実は価値があることに、いつ気づくのでしょうか? 極端なアナログの社会が、あのアメリカという国の中に存在している奇妙さがある。 その人々は、アーミッシュとよばれている。 ---------引用-------------- アーミッシュは電気をつかわない。自動車はあることにはあるけれど、所有は認めず利用だけを認める。電話は家庭内にはなく、屋外に設置された電話だけがある。  伸ばした髭に襟なしの黒の上着をきちっと着ている男たち。黒い帽子も象徴的である。長いワンピースに白いオーガンジーのキャップをかぶる女性たち。写真を見るかぎり、多くの女性が美しい。子供たちはたいてい白いシャツに黒いベストをつけている。  家族のコミュニティは全員が同じ農業を営むメンバーで、移動は馬車(バギー)をつかっている。会話はペンシルヴァニア・ダッチとよばれる古いドイツ語が中心になっている。この会話言葉は現在のドイツ人にはまったく理解できないものになっている(その原型はスエヴッィシュだろうと言われている)。ところがアーミッシュは、何かを書くときは英語をつかっている。 ----------引用終わり-------------------

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