|
カテゴリ:家族
午後になって初詣に行こうと言うことになり、 観音様をお参りに中津峰山にある如意輪寺に出掛ける。 ここは高校の時、合唱部の夏合宿を行っていたお寺なので、 思い出もあり大好きな場所である。 NHKコンクールの前に歌って歌って歌い込んだ場所。 さて、夏に合宿、と言うことは涼しい場所である。 涼しい場所、と言うことは山上にある。 山上にある、と言うことは山道を上らなければならない。 そう、ここは結構なくねくね道を走破しなければお寺には辿り着けないのだ。 途中、対向するのが難しく待避所をフル活用しなければならない細道がある。 このお寺、意外にもお正月には参拝客が多く、 本日はその細道箇所の入口・出口に交通整理のガードマンさんが立ち、 無線機を片手に交通整理を行っていた。 上りの時は片方ずつの通行で滞りなくすんなり通過できた。 山上の駐車場にも車がいっぱいでそのまた上の第三駐車場まで行き、 いつもの階段ではなく杉木立を抜ける道を歩いてお寺に到着。 無事にお参りをし、お約束のおみくじも引いた。 (大吉で気をよくした。しかし、おみくじ機の調子が悪そうで、 裏の戸を開け放したまま法被を着たおじさんが、 おみくじが一つ売れる度に補充していて興ざめだった。 おみくじを買うために人が行列しているすぐ横だったので一部始終が丸見えだった。) さて、お参りも済んで「森林浴みたいやなぁ~」と気分良く話ながら車に戻りいざ出発。 下りは前方に2台の車が走り、その先頭の白い車がなんとなくもたもた気味だった。 で、再び問題の細道箇所まで下りてきた。 あれっ?ガードマンさんが無反応。ノーチェックのまま通過した。 ・・・・・と思った瞬間、目の前が大渋滞の風景に変わる。 緩いカーブになっているので先までは見通せないが、 見える範囲では双方から突入した車が数カ所でお見合いしたまま動かずじっとしていた。 2台前のもたもたしていた白い車も既に突入してしまい、 新たなお見合い箇所を作り出してしまっている。 辛うじて前の紺ゴルフとうちの車だけが寸前で停止。 しかし、後ろから軽トラックがやってきて前にも後ろにも寄れない状態になってしまった。 多分、20台くらいの車が細道で狭窄箇所を作り出していただろうか。 少し待ってみたが車が流れ出す気配すらない。 前方ではお互いが引かず、窓からプチ言い合いまで起こっていた。 業を煮やした相棒が「行って整理してくるわ」と言い遂に車から降りていった。 おぉ~~っ。ものすごく相棒らしいぞ、と思う私(笑)。 判断の結果、とにかくバックできる私たちの方から車を下げることにした。 待避できるところまで下がって待つことにする。 後ろの軽トラックのおじさんにも頼む。 バックと言っても、側溝ありの上り坂をバックするので(それも細道)少し緊張した。 新年早々落っこちるわけにはいかない。 それから数分、相棒はおまわりさん風に交通整理のため大きく手を振った。 なんとか真ん中の団子状態の車が解け、 私が待っている横を10台くらいの車がすいすい抜けて行った。 (お辞儀してくれたのは2台くらいでチョット残念だった。) やっと車の流れが終わった頃、おいでおいでと手招きする相棒。 やっと進むことができて彼をピックアップ。 お疲れさん。 今日もそうだったけれど、 彼のやることは結構いつも知る人ぞ知る、と言う感じ。 わかる人にしかわからない。 でも最近、私が好きなある方の楽天日記で読ませていただいた話と同じだと思うのだけど、 (おわかりの方もおいでますよね。そう、あのお方の日記です。) 「だれか一人がわかってくれていたらいい」と言う気骨をいつも感じる。 私の心まで澄ませてくれるようなことをやってくれる。 (余談ですが、彼と付き合いだしたのも、 「だれか一人がわかってくれていたらいい」と言う言葉からでした。ははは。) 身贔屓日記でごめんなさい。 大事な新しい年を歩みだした日に、 今後の私にとってはとても必要な出来事だったのだなと心を強くしたのでありました。 一歩下がっても二歩進む一年になればいいなぁ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|