テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:日本語教師の仕事
今日の昼ごはんは2年生たち5人と一緒に食べた。
嬉しかったのは、彼女たちが、私との会話に緊張することなく、 楽しそうに日本語を話し、間違えても落ち込むことなく、 笑いながら、我先にと私に話かけてきたことだ。 いつも書いていることだが、 会話が上手になるためには、正しい単語や文法を身に付けなければならない。 しかし、もっと重要なことは、 日本人と話す時に緊張しない、恥ずかしがらない、間違いを怖がらないということ。 実は試験の成績はいいのに、会話がダメという学生は非常に多い。 今年、この大学に赴任してこられたある先生は、 4年前にも、1年間、この大学で授業をした経験がある。 その先生が、こうおっしゃった。 「今年の学生はよく部屋に来ますね。 4年前より、部屋に来る学生が多いように思う」 実は、今年の4年生と3年生(2年生もそうだが)は、 1年生と2年生の時に、私が教えた学生たちで、 まだ日本語が満足に話せない頃から、私とずっと交流していた経験を持っている。 すべてが私の影響だなどと思い上がってはいるわけではないが、 日本語初級者の頃から私という日本人と交流の交流を続けてきたことが、 日本人との交流コンプレックス解消にいくらかでも役立っているだろうと思っている。 今日、一緒に食事をした2年生たちも、 ほんの半年前は、日本語がうまく話せず、 私と向かい合うと緊張して、言葉が出てこなかった学生たちだ。 それが、今では私の冗談に反応し、笑いながら日本語で応酬してくる。 こういう進歩を見ることができるから、日本語教師という仕事は面白い。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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