テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:日本語教師の仕事
終わった~っ!
毎年、この時期の恒例行事になった日本語ドラマ発表会『第6回 日本語大好き』も、 無事に、そして大成功のうちに終了しました。 「無事に」というのは、誰一人、失敗したり台詞を忘れたりすることなく、 「大成功」というのは、悲劇では観客の涙を誘い、喜劇では爆笑を巻き起こしたからです。 去年、主役を演じていた先輩たちも、見に来ていましたが、 「去年の私たちより素晴らしいです」と絶賛していました。 前日の夜に全体を通して稽古をしたのですが、 その時は、ガタガタで、一体どうなることやら、と不安がよぎったのですが、 本番では、練習でやったことの180%を発揮して、 学生たちの底力を思い知らされた格好です。 きっと学生たちもアドレナリンが出まくっていたはずです。 特に見る人(日本人の先生方も)を驚かせたのは、 悲劇『ごめんなさい』で主役の姉妹をを演じた二人の学生です。 こちらが、悲劇の出演者たちで、複雑で謎解きもはらんだ内容になっています。 継母と娘、そして腹違いの妹という設定ですが、 そこに彼氏や友達が絡んでくるという、ちょっと凝った内容ですが、 学生たちはものの見事に演じてくれました。 毎年、思うのですが、 前年と同じでは満足できないから、去年よりもっといいものを、と求めがちになります。 それ自体は悪いことではないのですが、 出来映えよりも、実は、学生たちに楽しんでもらうことが重要だと思います。 今まで学んできた日本語で、劇を演じ、見ている人を感動させる。 或いは、人前で話すことが恥ずかしかった自分を変える。 大学生活での楽しい思い出を作り、もっと頑張ろうという気持ちになってもらう。 これが、このイベントを考案した時のもともとの出発点でした。 今回のドラマは大成功に終わりましたが、 それはドラマが終わった後で、一人一人の学生が、私のところに来て、 「先生、ありがとう」「先生、お疲れ様でした」「先生のおかげです」 と笑顔で言ってくれたことからもわかります。 みんな、お疲れ様でした。 今日は興奮して眠れないと思いますが、 それでも、お休みなさい。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本語教師の仕事] カテゴリの最新記事
|
|