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なんだか最近、あちこちで地震が発生しているせいで、印象が薄れてきたようですが、
先日の鳥取県中部地震は、私の家も被蓋こそなかったものの、かなり揺れました。 被蓋が大きかった地域も、今では復興がかなり進んで、以前の生活が戻りつつあるのですが、 観光の面ではキャンセルが相次いで、相当苦しい状況のようです。 それを挽回しようと、行政を中心に観光連盟や旅館組合などが、 「鳥取は元気です」というキャンペーンを行なっているのですが、 ちょっとどうなのかなと思うことがあるのです。 地震の震源地に近い三朝(みささ)町には三朝温泉があるのですが、 そこの旅館組合が「鳥取は元気です」というキャンペーンをやっています。 ただ、毎年行われているイベントが地震のせいで中止になったのが、どうなのかなと。 民家の壁が崩れたり、屋根の瓦が落ちたりで、被害は勿論あったので、 イベントを中止せざるを得なかったことは、わからないでもないのですが、 それでも頑張って、なんとかイベントを行なってこそ、 観光客に安心してもらえ、堂々と「元気」だと発信できるのではないかと思うのです。 もう一つ気になったことは、今回のわが町の総合体育館の天井が崩れたことです。 町報にも、その被害を伝える写真が掲載してありましたが、 しかし、町のこの総合体育館って災害時の緊急避難場所(!)に指定されているところですよ。 その緊急避難場所の天井が壊れて、今も使用できないって、 なんのための避難場所なんでしょうね。 町内のほとんどの民家が何の被害もなかったというのに、 総合体育館の被害写真を「こんなに大変な被害があったんですよ」と。、 町報に載せるというのは、なんだかヘンでしょ。 町報で書くべきことは、こんなに大変だったんですよと、被害者意識を伝えることではなく、 緊急避難場所に指定されている場所が、他のところより大きな被害を出してしまった その原因の検証と、では、今後、他のどの施設を避難場所にするのかという広報、 そちらの方が大事なのではないかと思うのです。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月02日 12時05分10秒
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