カテゴリ:心に残る作品
友人に貸していた本。 忘れた頃に、返してもらった。 もう、1年以上経っていたと思う。 須藤元気さんの 幸福論 という本。 2005年の6年前に 須藤さんが四国八十八箇所の お遍路参りをされた内容です。 再び読みたいな・・、 と思っていた矢先・・。 忘れていた頃に、 タイミングよく返してもらった。 須藤さんの本は、これが初めてですが、 彼の生き方や考え方は私は 好きだな。 旅の最中、 ありがとう を、言い続け、 210,090回も カウンターに刻んでいたそうです。 人生で大切なものは、本を読む事。 人の話を聞こと。 そして旅をすること。 という言葉も、誰かの本で 読んだそうです。 私も、この言葉、 誰かの本で読んだ記憶があります。 今の時代、一歩踏み出す勇気がなくて 躊躇する人が多いかもしれない。 後悔と言うのは、自分のやったことにするのではなく、 自分のやらなかったことに対してする方が多いと思う。 為せば成る 成さねばならぬ何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり ということで、旅に立つ事を決めたそうです。 八十八箇所。 今は、車やバスでも回る方々も多いそうですが、 彼は、スカイシーくんと名付けた自転車と 自らの足で全てを回っています。 旅の中では、己と向き合い、 その土地の歴史を観ることができ、 そこで、また何かを感じ取り、 体験する。 本の中では、須藤さんの人柄がわかるような ユニークな言葉の表現でとても読みやすく、 この本を通して自分も お遍路している気分になります。 この世界の摂理は、 我々の一呼吸も見逃していない。 なんて、ことが言えるのは、 今、という時の大切さを旅を通して 感じられたからだろう。 今、この瞬間を生きる。 人は、過去も未来も生きることはできず、 リアリティーとはこの瞬間だけである。 210,090回 ありがとう ・・・と言えるということは、 それだけ、今を大切に 感謝して生きているからなんだろうな。 須藤さんのこの本を読んで、 自分の足で、旅をして 己と向きあい 生きている喜びを再度改めて 刻みたい。 そんな気持ちになりました。 思い立ったら、 すぐに行けたらいいんだけどな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 27, 2011 06:06:58 AM
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