またまたゼネスト

先日に引き続き、またゼネストが行われた。今度は何が目的のストなの？と夫に聞いたら、なんでも政府が定年を６５歳に延ばすのに反対してるんだそうだ。失業率が高いのに、そんなことをしたら、ますます若者が職にありつけないと言うのだが、ちょっと違うんじゃないかな、と思う。 いろんな会社が首切りをしているのは、グローバリゼーションが進み、グローバル企業は、ちょっとでもコストの安い国に移せるプロセスは、どんどん安い国に移していく。その結果、コストの高い国は敬遠されがちだ。もちろん優秀な労働力が得られる国は、企業を誘致できるが、ベルギーの場合、６５歳定年にしたからって、それだけの理由で、急に失業率が下がるということはないと思う。失業したままで、仕事をする気のない人もいっぱいるし、スキルのない人もいっぱいいる・・・。それよりも、ストが多くて、めんどくさい国だと思われたら、もっとまずいんじゃないかな。フランスなんてその点悪名高い・・・。よっぽどの理由がないと投資したくないな、私なら（ごめんなさい、フランス人の方・・・）。労働組合も、どうせストをするなら、もっと外国企業に対する税制優遇とか、いろいろな規制規則を緩和するとか、そういう点で政府に反対すればいいのに・・・。 でも結局こういう単純なメッセージが受け入れられやすいんだろうな。夫には賛成してもらえたけど、なんだか一人で熱くなって家で演説してしまいました・・・。 仕事は、自転車で会社に来る人や、電車通勤の人が出勤してくれたので、私はまた在宅勤務。家の前の通りの交通量も低かったので、かなり集中して仕事ができました。 同時に、洗濯もできて、暖かかったので、外に干せたのでうれしい。