ようこの部屋

2006/10/03(火)02:41

インカ(?)の宝物展とレース編み

手芸(5)

昨日ほとんど家事を済ませたおかげで、今日はなかなかのんびり出来た。 午前中は昨日買った羊の足を解体、骨と肉に分けて、骨は冷凍(後日スープを取るため)、肉はオーブンで焼肉にして食べた。オーブンのグリルの上に肉を載せて、下に受け皿をセットすると、余分な肉汁は下に落ちて、水っぽくないBBQ風の出来上がりになる。 午後はサンカントネールの博物館でやっている、インカの宝物展(というか、昔の南北アメリカ大陸の宝物)に行って来た。これはベルギーでも有数のお金持ち、ヤンセン氏が亡くなって(いくつも特許を持っていて、製薬会社のJanssen Pharmaceuticaを作った人)奥さんが相続税の代わりに、長年集めたインカの宝物コレクションを国に寄贈したいと言っているコレクション。これからがベルギーらしいのだが、相続税はフランダース政府の管轄。博物館は連邦政府。この寄贈計画に対して、フランダース政府が異論を唱え、結局寄贈計画は流れそうな感じ。そこに、ロスアンジェルスの博物館が、このコレクションを買い取って、さらに自前で新しい建物をこのコレクションのために建てると言い出したのだ。 そういう風に話題になっているからか、コレクションがすばらしいからか、展覧会はかなり混んでいて、説明の機械も最初すべて出払っていたし、ケースも人が取り囲んで見えないこともあった。途中まで見たところ、夫が、あ、あそこにヤンセン夫人がいる、と言い出した。写真を見たことがあったらしいけど、誰もお供を連れずに若いハンサムな男性と2人で展示物を見ている。夫は挨拶をすると言い出した。言い出したら聞かないので、私も付いていった。そうしたら、なんとハンサムな男性はロスアンジェルスの博物館の学芸員。夫がこんなすばらしいコレクションを寄贈すると決意してくれてありがとう、と言ったら、感動したヤンセン夫人は夫にキスしてた。 コレクションはよくこれだけ集めたな、というぐらいすごい内容。ルーブルや大英博物館に引けを取らない内容で、ぜひベルギーに残って欲しいけど・・・。 夕方は、家で手芸。前からちょこちょこ作っていた、ドイリーを完成。アイロンをかけたらきれいになった。 まだコースターにするか、もっとたくさん作ってつなげてスカーフにするか決めてないけど、花柄模様のモチーフも糸始末をしてアイロンをかけた。 次はなにをつくろうかなぁ。

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