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ふじよの記録帳

ふじよの記録帳

第四子誕生の話

妊娠発覚

ちょうどこの頃、仙台から札幌に引っ越してきた。
新築の家はとても快適で、3人の子供たちも活き活きと走り回っている。
仙台の中古の家で3人も走り回っては狭くてうるさくてものすごいストレスだったのに、ここではそうでもない。
新しく購入した大きな食卓テーブルは6人掛け。
みんなで「もう一人増えてもいいかもね~。」と話してた。
このときは冗談だったんだけど・・・。

生理が遅れても引越しで疲れたから・・と思っていた。
でもそのうちつわりがきて、これはデキタかも?と思い始めた。
引越しして1ヶ月、どこの産婦人科に行ったらよいものか。
旦那さんが職場で聞いてきてくれて、土曜日にみんなで行ってみることにした。
しかし、前日に出血。
つわりもあるのに2週間も生理が遅れただけとは思えないので、流産したのでは?と不安な夜を過ごした。

産婦人科で赤ちゃんが無事だということを確認し、とりあえず一安心。
でも出血があるので1週間ごとに通った。
このときのエコー画像に胎嚢がふたつ写っている。
ひとつは元気な赤ちゃんが入った袋、もうひとつは空っぽ。
初めは双子だったみたい。
もしかしたら出血は片方が流産したのが原因かもしれない。
大きくなれない受精卵だったのか、それとも私の体が双子を拒否したのか?
赤ちゃんがひとりであることを確認してから、母子手帳をもらってくるように言われた。


母子手帳をもらう

産婦人科で指示された保健センターは、バスと地下鉄を乗り継いでいかなければならない遠いところだった。
しかも3人の子供たちは冬休みに入ってしまった。
初めての土地で一人だってたどり着けるか不安なのに。
6歳と4歳と3歳のちびっ子をぞろぞろと連れ、思ったよりすんなり到着。
4人目とはいえ、他の都市では検査の種類やシステムが微妙に違う。
初産の気分だ。

引越しして初めての冬休みは、子供たちに悪いけどつわりのためほとんど寝てすごした
北国の冬休みは長いのに。
少量の出血はしばらく続いたけれど、そのうちなくなった。
つわりが終わってからは幼稚園行事やサッカー少年団の用事などで忙しくすごした。
今回の妊娠は不思議とお腹が目立たず、産まれるまで気づかなかったママたちが数人いたくらいだ。
私も4人目なんてちょっと恥ずかしくて、あまり話題にしなかったからかな?
この地域は子だくさんが多く、3人兄弟は普通だったけれど、さすがに4人はちょっと・・・。
でもあとから4、5人兄弟も思ったよりいることが分かったけどね。
赤ちゃんは小さめと言われ続け、2500gくらいで産まれる予想だった。
頭の大きさが1ヶ月くらい遅れているのが心配だった。


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