小早川伸木の恋はビッグコミック連載中の
柴門ふみの作品です
柴門ふみといえば、
東京ラブストーリー(キムタクもさりげなく脇役で出ていたドラマとしても有名)や
あすなろ白書など、
トレンディな恋愛ドラマの原作で有名で、よくも悪くも
絵もストーリーも軽やかなタッチで、一世を風靡していましたよね
旦那の弘兼憲史も代表作
課長 島耕作で、トレンディなビジネスマンのコミックを描いていますので、夫婦で似たもの同士というか、夫婦が相まって
軽さが際立っていたものでした
しかし、
小早川伸木の恋は、あくまで個人的な感想なんですが、今までの軽さとはちょっと違って、結構、
真剣に人間が描かれていると思います
夫婦、親子、男女の視点で、
人間の持つ感情、行動をドラマチックにわかりやすく描いていて思わず引き込まれてしまいます
いや、正直言ってあのトレンディ作家がこんな作品を描けるなんて想像もしていなかっただけに、結構、衝撃が走っています
中でも、今週(10/25)発売のビッグコミック11/10号では、
選択に迷ったら行動の基準は――“人として美しいか”どうかだけよ。
というセリフを思い出した主人公の伸木が「もう迷わない。」と自分が信じる道を選ぶ姿には、思わず本気で「頑張れ!」と、心の中で何度も応援してしまいました(^^;;
子どものいるパパもママも、ぜひ読むことをオススメします
作者の意図に反して(いや実は意図どおりなのかもしれないですが)
夫婦仲がよくなるような気がしますよ(^^;;
少なくとも親子愛は100%強まるはずです!