シンフォニエッタ・トゥッティ

2005/10/19(水)18:48

ディベルティメント ニ長調 K.136

コンサート(34)

モーツァルト作曲 ディベルティメント ニ長調 K.136 この作品はモーツァルトが第2回のイタリア旅行から戻った1772年にザルツブルグで作曲されたと考えられます。17歳のモーツァルトはイタリアで様々な音楽と出会い強いインパクトを受けたようです。加えて、故郷ザルツブルグの音楽にも大いに感化されていたようで、この時期立て続けに3曲のディベルティメント(嬉遊曲)を完成させました。 曲の出だしのメロディは高みから力強く降りてきます。その勢いは止まらず、再び音階を上昇します。このメロディは新鮮で若々しいエネルギーに満ちあふれ、生きる力を感じさせるのです。生き生きとした力こそが、この作品の魅力です。

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