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今日は64回目の終戦記念日。
先週から、ほぼ毎日深夜のNHKでドキュメンタリーの特番を見ていました。 戦争に関するドキュメンタリー「兵士の証言」です。 前にも話したかもしれないけど、私は「知る」と言うことが大切だと感じています。 知った所で何を感じるかは、人それぞれ。何かを心に残すことが大切なんだと思います。 けれど、本当に辛い体験を話すのは、「話す」「思い出す」だけでも辛い話で、 伝えるほうも簡単には話せないのでしょう。 言葉に詰まるシーンを何度も見ました。 その姿を含め、「戦争」というものを深く考えました。 「どうしたら戦争がなくなるか?」「自分だったらどうするか」 その答えはわからないけれど、それを考えると言うことに意味があるように思います。 最近、夫とこんな話をします。 たまたま、不妊、不育という経験をした私たちですが、ここには、年齢と言う壁が存在します。 私は、40歳過ぎて、子供を持つことができましたが、現実体外受精でさえ、40歳以上の妊娠の確率は20%でした。 これは、逆に言えば80%の人ができないってこと。辛い現実なんです。 世の中には、40歳過ぎて子供を持つことができた人も沢山いると思います。 けれど、それ以上に持つことができないと言うことを、知らないということ。 実際には45歳で体外受精に成功した人がいますが、これが国内最高年齢なんです。 ただ、医療機関では、「いたずらに期間を延ばして、お金をかけるような事は薦めない。」 といいます。 たいていの人は、その前に諦めざる得ない・・・ということだろうと思います。 私が不妊治療中よく投げかけられた言葉。 「大丈夫よ。がんばって。、40歳過ぎてできた人もいるんだから」 という言葉の残酷さ・・・。知らないってそういうことなんだと思います。 ほかに励ます言葉も、ないもかもしれないけれど・・・。 ある携帯サイトのニュースにこんな話題がありました。 「妊娠タイムリミット」 ずばり、38歳でした。驚く人も多いだろうけど、医学的な確率でいうとそうなんだろうなぁって思います。 タイムリミットって言い方は悪いけど、38歳が子供を持つことができなくなる人の数が多くなるってことなんだと思います。 現実を知らなければ、納得もできない話でしょう。 私たちは、このことを、本当はもっと沢山の人に知って欲しいねって話すんです。 不妊治療中の人が、安易な言葉で傷付く人が減ることにもなるし、 不妊症を増やさないことにもなるように思えるから。 話が飛びましたが、[知る」ということが考える機会だということ。 身にしみて感じる私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月16日 11時52分40秒
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