MY SWEET ROOM

2005/01/23(日)01:08

井上芳雄くんファンクラブ発足会

というものに行って参りました。誰それ?って感じでしょ? しかも私はファンというわけではないんです。 井上くんは昨年まで芸大声楽科に在籍。 在学中にミュージカル『エリザベート』のルドルフ皇太子役をオーディションで射止めて2000年にデビュー。 ミュージカル界のプリンスと言われております。 なんでまたファンクラブ発足会なんぞに? それはですねぇー、私の親友が井上くんの大ファンなんです。 で、会社の後輩と二人でファンクラブに入会してこの発足会にも二人で行く約束をしたそうなんですが、 後輩さんったら突然「友達の結婚祝いのパーティがあるので行けない」と言い出したそうなのです。 この後輩さんは色々性格に問題もあって周りからあまり可愛がられていないらしいんですが、 友達は面倒見が良いし、同じミュージカルファンということもあり仲良くしていたのですが・・・ 最近この後輩さんのあまりの自分勝手な行動にとうとう友達も嫌気がさしてきていたところに また約束を破られ・・・と友達はすっかり落ち込んでいました。 そんなこんなで、私が風邪でずっと体調が悪かったことや家のことでも大変なのはわかっているけど、 一緒に行ってと言える人が他にいないので出来れば一緒に行って欲しいとお願いされてしまったのです。 私は風邪も良くなったし、「ミス・サイゴン」での井上くんの好演も観て、 友達がファンになるだけのことはある人だなぁと感心していたので、喜んでOKしました。 友達は人との付き合いにとても真面目な人なんです。 周りの人からよく思われていない後輩に対しても、どうにかしてあげたいという気持ちが強く、 会社の人と打ち解けるよう、自分の部の飲み会にさえ一緒に誘ってあげたり、 用がなくても声を掛けて上げたり、(自分からは声を掛けない人だそう) 悪いところはしっかり本人に伝えたり・・・。 そんな友達の優しささえ受け止められない人。理解出来ない人。 逆に友達が傷ついてしまうんです。人との付き合いに疲れてしまって。 だから今日は行ってあげたかった。 ほんとは旦那が風邪気味で出掛けるのは後ろめたい気持ちがあったけど。 熱もないし大丈夫ということで、快く送り出してくれたので 気にはなりながらも出掛けさせてもらいました。 しかも病院から帰ってきてパジャマに着替えてしまったのに、 私が「乗る予定の急行に間に合わないなぁー」と言いながら 慌てて準備をしているのを見て、また洋服に着替えて車で駅まで送ってくれました。 優しいなぁーとちょっと感激! 普段は別にちーっとも?優しくないんですよ。 優しい言葉のひとつもないし、コワイ時も結構あったり。(笑) ところで肝心のファンクラブの発足会の感想は・・・ すごーく楽しかったです♪ 井上くんはまだ今年社会人になったばかりということもあるけど、 とても純粋な人で、性格も良いので周りの人たちから愛されているんだなぁーというのが伝わってきました。 お喋りも楽しいし、シャイな所もあるし。 友達が心奪われるのも当然だわーみたいなっ。^^ 会場は帝国ホテル。1000人くらい詰め込んだんではないかしら? 希望者全員を招待したいということから会場はちと狭くなってしまったようです。 でも本人もびっくりしていました。「芸能人の披露宴みたいですねー」と。 ほんとそんな感じでしたよ。円卓で、ケーキとコーヒーのサービスまでありました。凄いですね。 本人は「ファンクラブ発足会」というものを最初は座敷でお茶を飲みながらとかいうのを想像していたらしいです。(笑) 大きなスクリーンが2台あって、今までの井上くんの出演作品を振り返りながら、 途中井上くんが作品のコメントをするというコーナーが主な内容で、 あとは自分のオリジナル曲を4曲歌ったり、トークがあったり 写真撮影時間があったりと、盛りだくさん。 私達は会場の後ろの一番隅っ子のテーブルでしたが、そのテーブルのすぐ後ろにもステージが用意されていて、 スクリーンで作品を見ているときにそのステージにも井上くんが歩いてきて、しばらくそこでスクリーンを見ていました。 私達の真後ろに井上くん。(2メートルくらいしか離れていないの) でも「スクリーンを見てくださいね」と言われ、前のスクリーンと真後ろの井上くん、交互に見ていました。 ほんとはずっと生の井上くんを見ていた方がいいけれど、 それも申し訳ないし。 喋ってもいない、歌ってもいない姿をファンの人に見つめられて井上くんも照れくさそうでした。 歌も流石ですね。迫力があって声が違います。 心に突き刺さって来ました。 もうここまで書いているとお分かりかと思いますが、 私もとっても井上くんに好感をもってしまいました~♪ そういえばトークではどの作品の時も悩み苦しみ、「もうこの作品で僕は終わってしまうかも」と思っていたそうです。 とくに歌のない芝居だけのシェークスピア「ハムレット」の時は、 どんな演技をしても、蜷川さんに「そうじゃない」「そうじゃない」と言われ続けたそうで、 稽古に行くのが嫌で、朝起きると稽古に行かないですむ理由が出来ないか、 ここで今大地震が起きないかと毎日思い悩んでいたそうです。 街のレストランで普通に食事している人たちを見て、なんて幸せそうな人たちなんだろう、自分はこんなに不幸なのに」 とまで考えてしまっていたそうです。 あんなに自然に演技していて、あんなに素敵な声をもっているのに・・・ そんな思いをして出来上がった作品たちなんですね。 それを聞いたら、なんだかウルウルしてしまいました。 ただ作品を観て感動しているだけの私でしたが、どの俳優さんたちにとっても汗と涙と努力の結晶なんですよね。 私は劇団四季は大好きですが、他のミュージカルはあまり観る機会もなく、 そんなに興味もなかったのですが、四季以外にももっと目を向けてみようと思いました。 作品が良ければミュージカルでも感動出来ますよね。 友達のお陰でなんだかまた楽しみが増えてしまいました。 なんだかとりとめもなくダラダラと長々と書いてしまいました。 とても充実した一日だったなぁー。(これにはまだ理由があるのですが、長くなってしまったのでまた明日) ちなみに発足会の前に「今会いにゆきます」を観ました♪

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