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カテゴリ:生活・暮らし
上海から完全帰国しました。
1年間の留学だったけど、本当にあっという間だったなぁ。 ちょうど1年前の今頃、出発を控えてワクワクドキドキだったのを思い出します。 成田には妹と友達が見送りに来てくれて。 そのときはサビシイ、とか不安な気持ちは全然なかったけど(荷物があまりに多すぎて持っていくのにヘトヘトでそれどころじゃなかったのだ)、いざ出発ゲートを通ってひとりになったら、とたんに寂しい気持ちになったっけ。母が作ってくれたおにぎり食べながら泣いたなぁ。 上海上陸。 最初の一週間は寒さと乾燥、たぶん環境の変化による疲れもあって、風邪ひいてすっかり気弱なyokoppiでした。 でも元気になって授業が始まったらとたんに楽しくなったな~。元々柔軟性はある方なので、環境に慣れるのも早かったと思う。 思い出。 いっぱいありすぎて一番は決められないけど、やっぱり旅行にいっぱい出かけたのが思い出に残ってるかな。 この1年で出かけた場所は・・・行った順に、以下のとおり(上海以外ね)。 ・周荘、蘇州 ・アモイ、泉州(福建省) ・杭州 ・北京 ・大同(山西省) ・青島(山東省) ・成都(四川省) ・チベット(チベット自治区) ・西寧(青海省) 以上。 行きたい所はまだまだいっぱいあったけど、時間とお金がなくて(主にお金が理由だけど)。でもなんだかんだ言っても上海が一番好き。旅行から帰ってくるとホッとしたもん。 出会い。 この1年でたーくさんの出会いがありました。それも日本じゃなかなか知り合えないような人たちと。 特に教学旅行で外国人留学生の友達ができたことは私にとって大きな収穫でした。これぞ留学の醍醐味。 クラスメートや中国人の友達は、悩んだり困ったことがあったときいつも話を聞いてくれたり助けてくれたり、ありがたい存在でした。非常感謝。 1年間上海で暮らして、それにいろいろな他の都市に旅行に行ったけれど、私が見た中国もまだまだ一部にしか過ぎないと思います。都市によって言葉だったり食べるものだったり住むところだったり、人の顔つきだって違う。「中国人」っていってもいろんな人がいるわけで。一括りにできない。だから、「中国なんか嫌い」とか「これだから中国人は・・・」とかマイナスなイメージだけで捉えないでほしいなぁ。13億人もいるんだもん、いろんなタイプがいて当たり前。 あと「中国は遅れている」と思ったら大間違いです。確かにファッションセンスは日本の方がはるかにいいと思いますが、まぁそれは置いといて(笑)。 特に発展が目覚しい上海という土地で過ごしていたせいか、本当に勢いやエネルギーを感じました。 それに子供の教育。小学生のころからギッシリ授業が組み込まれていて、みんながそれを当たり前だと思ってこなしている。今のある程度のレベルの高校に通う学生ならみんな英語が話せるよ。留学もしてないのに。日本のゆとり教育なんて笑っちゃうよ。教育の差は歴然です。先進国の日本が追い抜かれる日も遠くはないでしょう。だから、「中国は遅れている」とバカにした目でみてはいけません。 とはいえまだ整備されていない部分も多くあります。格差の問題、食品等の安全性、2~3センチ積もっただけで大雪とか言って交通機関が麻痺しちゃう体制とか。これからも中国から目が離せません。 1年間振り返ってみると、もちろん楽しいことばかりじゃなかったけど、でも圧倒的に楽しいことや得ることが多くて、思い切って会社辞めて上海に飛び出してよかったな~と心から思えます。長い人生の中の1年はあっという間で短いものだったけれど、私にとってはスペシャルでプライスレスな経験がいっぱいできた1年でした。 この1年、大病もせず無事留学を終えられたことに感謝。 支えてくれた日本や中国にいる家族、友達に感謝。 このblogを読んでくれたすべての皆さんに感謝。 大好きな中国だけど、私は日本に戻る道を選びました。 この選択を信じ、日々邁進するのみです。前へ前へ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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