カテゴリ:バイク屋さん
大手バイク屋さんより「トレーラー」の修理依頼です
車で引っ張るものですが、トライクやサイドカー、バイクで引っ張ることも可能です ※修理後 ※修理後 修理前の状況としては フタのヒンジ部の破損(前後2ヵ所)… 全体的にヒビもあります… 上部のウイング状の角に欠け… 同部位で割れと、本体からの浮き上がりも… フタ外周に貼られたモールや金のラインテープなど 貼り換えると結構大掛かりになりそうなので 各部の部分補修でなんとかならんかなーと考えてたんですが… フタのヒビはモールの下まで入っているようなので 状況確認のため貼り換え覚悟でモールを剥がしていきます モールの下で割れてました… 割れてる上に、補強らしい内部の鉄板が錆びてます 錆びの上から補修しても良くはならないので ヒンジ取り付け部分(前後2ヵ所)を切り取って 新たに鉄板で補強した上でFRPを貼っていくことにします ということで切り取ります 元の補強より厚めの鉄板を使用 (※元の厚さ:1.5x31mm 新規:4.5x32mm) ヒンジの幅+αしかなかった鉄板の長さも、周囲とガッチリ固定できるよう長めに… 防錆塗装した新規鉄板を裏側から当てて… ネジで固定… 裏と表からFRPで周囲と一体化… 表のネジは後で見えないように、沈めた位置でFRPで埋めておきます 割れて浮き上がってた上部ウイング状のパーツは… 浮き上がりをネジで押さえた上でFRP補修 内部にも接着剤代わりにFRP用樹脂を塗ってあります 細かい工程は省略して… 各所の割れやヒビを補修 ちなみに、画像で残ってるラインテープはこの後剥がしてます 上下それぞれ元の色に似せた白塗装 上部ウイング状パーツの周囲は元に合わせてシリコンコーキング(のためのマスキング画像) マスキングテープをガイドに3㎜のゴールドラインを貼り付け 補修のために剥がさざるを得なかったメーカーロゴもカッティングで再現して貼り付け 白く錆びた上に深い傷がついていた上部のパイプ枠のアルミブロックは 傷は埋められないものの傷が目立ちにくいヘアライン仕上げにしてクリヤを厚塗り フタの周囲のモールもマスキングテープをガイドにして貼り付け このモール、実は今回の補修で一番不安だった部分でして… メッキだけとか真っ黒とか、単色のはわりと見つかるんですが メッキと黒の2色というのはなかなか見つからず、 アルミ枠に黒のナイロン帯をはめ込むというモノは見つけたものの はめ込む黒の帯は運悪く欠品… で、探した挙句2色モノと勘違いして間違って入手したものが とある簡単な裏技で使える様になりなんとか似た形に… そんなこんなで かなりお待たせしてしまいましたが、なんとか補修できました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.07 03:01:01
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