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カテゴリ:建築の考え方
横田が考える 簡易耐震補強について いつ来るかわからない震災 必ず来るという震災 (地震防災マップhttp://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/yureyasusa/f ) 今までたくさんの方が震災でなくなっています(私の友人も実は阪神淡路大震災で・・・) せっかく 耐震改修促進法が施行されたものの、現状では耐震診断及び耐震補強をされる方は本当に少ないですね (耐震診断は着実に増えていますよ 市・区などに申し込めば 無料や数千円の費用にて簡易耐震診断を行ってもらえますのでぜひ行ってください) やっぱり 耐震補強工事を行う費用が びっくりするほど高いの金額と言う事がネックでしょうか 木造住宅耐震改修助成制度というものがありますが いろいろな規制があり(京都では60万円が最上限です)私のクライアントも受けたことがありますが 本当に大変でした(規制緩和・金額アップしてもらいたいものですね) ビックリすること今の木造の建物を 耐震診断をした上で耐震補強が必要となる建物は 現状の建物の3分の2以上とか しかし、補強基準に沿うように耐震補強をするとなると、木部構造補強でも 通常2~300万円 実際にはそれに伴う 基礎補強や耐震計画の設計や外壁や内装のリフォームもかかってきます そうしますと4~500万円とか!!!(びっくりする金額ですね) その費用の高さが なかなか耐震補強が進まない原因となっているように思います 実際に当事務所でも耐震補強を補強基準になるように進めていますが 大きな金額のために断念しなくてはならない方もたくさんいます では 考え方を少し変えてみては いかがでしょうか 本当は 家全体を耐震改修することが基本ですが とにかく震災時に逃げる部屋(簡易型震災シェルター)時間を稼ぐ部屋を一部屋作ってみるという考え方です 震災時の死の原因は 圧縮死が大きく占めています 今までのデーターでも はっきり現れていますし http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/taisaku_gaiyou/gaiyou_top.html しかも5秒にて 建物が崩壊するという事実も http://www.kenchiku-bosai.or.jp/seismic/movie/taishiin1227.html 私の考えですが 筋違一箇所でも 柱一本でも その建物の弱い部分に補強を入れる。(強くする)たとえ簡易であっても補強をすることで、実際の地震発生時に建物の倒壊による死傷者を 少なくできるではないかと私は考えています 少しでも 崩壊を遅らせ(逃げる時間を稼ぐ) 崩壊時に空間を作る(圧縮死を防ぐ)いう考えです 『命だけは何とかして守る』と考えてみてはいかがですか そこで 私が提唱する方法として その階層又はその一部屋を震災シェルター(簡易型)にする方法です その家の構造によって考え方は違ってきますが これは大きな効果が期待できると思います 今までの震災の現場にて その階層や一部屋が少しの崩壊によって(半壊など)命が守られたという事実がたくさんあります また 家具など造作物が幸いして(空間ができ)圧縮死を間逃れたというケースもたくさん報告されています この事実を取り入れるという考え方です コスト的に考えて 一部屋のみ改修する施工費として30万円~50万円ぐらいで(その家の構造や大きさ等にて違ってきますが)できないかと考えています(本当はできるだけ階層耐震改修が良いと考えています) ここで皆さん相談です 一度 横田と一緒に考えてみてはいかがですか 私もいろいろなデーターが必要と考えています その耐震改修データーがきっと役に立つと考えています (その時代の建物のデーター・その地域の建築方法のデーターなど・・・) もっと簡単で(DIYなどでできるキット)施工できる方法を研究したいと考えています 皆さんのご協力お願いします 詳しくは 横田のHP http://www.mituyasu.com/ からアクセスしてメール入れてみてください ではよろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年02月02日 20時21分11秒
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