あの頃の映画スター 30
アラン・ドロンは、映画を見始めた頃には、すでにスーパースターでした。 中学3年生の時に初めて買った映画雑誌「スクリーン1971年6月号」には、アラン・ドロンの特集記事が数ページに渡って組まれていました(画像1)。翌年買った、創刊したばかりの「ロードショー1972年7月号」では、当然のようにアラン・ドロンが巻頭を飾っていました(画像2)。 あの頃は、オードリー・ヘプバーン、カトリーヌ・ドヌーヴ、クリント・イーストウッド、スティーブ・マクイーンなど、毎月のように紹介されていたので、顔と名前がすぐに記憶されたものです。 そんな中で、マリリン・モンローとアラン・ドロンは、一度きいたらその場で脳裏に焼き付いてしまうような名前でした。 おそらく、アラン・ドロンがフランスの俳優と知る前から、「アラン・ドロン」という名前は記憶していたように思います。