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2006年04月18日
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カテゴリ:歴史
埼玉出身でも意外と知らない・・・初の歴史ネタはやはりこれでいきます。

私も何を隠そう埼玉にいる時は全く知りませんでした。学校でも習った記憶がありません。今はきっと違うと思いますが。知らない人のためにまずは少々解説。

1840年生まれ、1931年没。江戸時代から昭和にかけて活躍した人で、日本資本主義の父といわれ、生涯に約500社の企業を設立したという人です。埼玉県北部の豪農に生まれ、その後徳川慶喜に仕え、幕府使節の一員としてパリ滞在中に明治維新を迎えています。帰国後は静岡徳川藩で静岡商法会所設立後、明治新政府の大蔵省に入り、下野後は民間経済人として活動し、第一銀行をはじめ、日本郵船、王子製紙等数多くの企業を生み出す一方、社会事業にも力を入れています。

特筆すべきは、渋沢の唱えた「道徳経済合一説」の思想、いわば論語とソロバンの一致です。経済人にも一定の道徳や節度を求め、利益の社会への還元を明治の頃から説いていたのには目を見張るものがあります。

政商として一大財閥を築いた岩崎弥太郎とは富の再分配に関して極めて対照的な考え方だったようで、生涯で一度だけこの2人は顔を合わせていますが、話がかみ合わなかったそうです。

以前から思うのですが、NHKもいい加減大河ドラマに戦国時代ばかり採り上げるのは一段落つけて、こういう人物に焦点を当ててみてはどうかと思うのですが。戦闘シーンは出てきませんし、2代目がとんでもない放蕩息子だったり(3代目は元蔵相ですが)、ちょっと難しい要素はありますが、現代に通じる要素を沢山持っている人だと思います。





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Last updated  2006年04月18日 22時52分35秒
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